ダイソーが東北・新潟エリアで再エネ電力を初導入―年間約1,100トンのCO₂削減を実現

100円ショップ「ダイソー」を運営する大創産業(広島県東広島市)は2025年4月2日、東北地方および新潟県の118店舗と2つの物流センターに、再生可能エネルギー由来の電力を導入したと発表しました。期間は2025年4月1日から20年間で、対象施設の約20%の電力を再エネで賄い、年間約1,100トンの二酸化炭素排出削減を見込んでいます。

小型太陽光発電所からの電力供給

大創産業は東北電力を経由し、太陽光発電大手ウエストホールディングス子会社のウエストエネルギーソリューション(広島市)が運営する、岩手・福島・宮城県内33カ所の小規模太陽光発電所から電力を調達します。これらの発電所からの年間供給量は約276万kWhで、一般家庭約900世帯分の年間消費量に相当します。

導入の背景と今後の展開

大創産業が再エネ電力を導入するのは今回が初めてで、約1年前から全国の主要店舗でパイロット検証を進めてきました。今後は導入割合のさらなる拡大を検討し、持続可能なエネルギー利用と環境負荷低減を両立させる方針です。

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