東京都足立区に本社を構える株式会社石井工業は、空調・給排水・電気設備の設計・施工を中心に、地域に根ざしたインフラ事業を展開しています。持続可能な開発目標(SDGs)を企業理念に据え、エネルギー効率向上、再エネ導入支援、人材育成など多方面から、“まちの設備業”の立場から脱炭素社会の実現を支援しています。
高効率設備の導入で現場から省エネを実現
設計から伴走する環境配慮型施工
株式会社石井工業は、住宅や中小規模の商業施設、福祉施設などを対象に、インバーター式エアコン、全熱交換機、LED照明制御機器などの省エネルギー型設備の提案・設計・施工を行っています。単なる施工業者ではなく、設計段階から顧客と対話し、環境と経済性を両立する提案が可能です。
ZEB対応の推進と地域連携
特に近年はZEB(ゼロエネルギービル)対応設計にも対応。自治体や教育機関、民間企業との協業も増加しており、**「省エネ設計支援」**という分野で地域インフラの脱炭素化に貢献しています。
「省エネは設計と施工の対話から始まる。現場からの発信が社会全体の意識を変える原動力になる。」(代表取締役 石井健一氏)
(対応SDGs:SDG 7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」)
太陽光・蓄電池の設置支援で地域の再エネ導入を後押し
石井工業では、再生可能エネルギーの地産地消を推進すべく、太陽光発電パネルや蓄電池システムの設置・導入支援を行っています。特に、中小企業や福祉施設・保育園などの小規模事業所に特化した設計・施工実績が多数あります。
導入にあたっては、東京都や足立区の補助金・助成制度に関する申請支援も提供し、地域の脱炭素化を実務的に支える存在となっています。
(対応SDGs:SDG 13「気候変動に具体的な対策を」)
地元密着の若手技術者育成と技能継承
技術の継承と世代融合
人材育成にも力を入れており、技能実習制度を活用した外国人実習生の受け入れや、地元工業高校との産学連携によるインターンシップの実施を通じて、次世代の建設技能者を育成しています。
社内ではマンツーマン指導体制を導入し、ベテラン社員が若手社員に現場のノウハウを直接伝授する文化が根付いています。これにより、熟練の技術と若手の柔軟な発想の融合が生まれています。
(対応SDGs:SDG 4「質の高い教育をみんなに」、SDG 8「働きがいも経済成長も」)
多様性を尊重したインクルーシブな職場環境
石井工業は、年齢・性別・国籍を問わず誰もが活躍できる組織を目指し、女性の施工管理職登用、外国籍社員の技術職採用、60歳以上の再雇用制度など、柔軟な人材登用を行っています。
さらに、現場作業のICT化やペーパーレス化にも取り組んでおり、身体的負担を軽減する働き方改革も進行中。現場第一線で働く多様な人材が力を発揮できるよう、制度と現場の両面からの支援体制を構築しています。
(対応SDGs:SDG 10「人や国の不平等をなくそう」)
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