業界ニュース– category –
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ミサワホーム、ZEHを超える「GX志向型住宅」仕様を戸建・賃貸商品に追加
ミサワホームは2025年3月18日、木質系工業化住宅および耐震木造住宅の商品群において、政府が定めるZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)水準を上回る省エネ性能「GX志向型住宅」を満たす新仕様「スマートテックGXプラス」を導入すると発表しました。同仕様は... -
世界の都市部若年層が電気自動車を支持――日産×Economist Impact調査
日産自動車は2025年3月6日、英国の調査機関Economist Impactに依頼した都市部在住18~30歳の若年層を対象とするモビリティ選好調査の結果を発表しました。世界5大陸15都市、合計3,750人の回答を集計したところ、現在のEV所有率が23%である一方、10年後の... -
Infineon、CoolSiC MOSFET 650V に Q-DPAK/TOLL パッケージを追加――電力密度と放熱性能を強化
2025年2月、Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、高耐圧かつ高効率を誇る「CoolSiC MOSFET 650V」ディスクリート製品ラインに、Q-DPAK と TOLL の 2 種類のパッケージファミリーを新たに追加したと発表しました。これにより、自動... -
カナダ産木質ペレットの持続可能性と日本のバイオマス発電の未来
バイオマス発電の現状と課題 日本のバイオマス発電は、2012年の固定価格買取制度(FIT)の導入を契機に急速に拡大し、2023年度には発電電力量の約4.1%を占めるまでに成長しました。しかし、国内の木質バイオマス燃料の供給量には限界があり、輸入木質ペレ... -
Schneider Electric、日本市場向けにカーボンクレジット調達・開発支援サービスを始動
2025年2月25日、Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は東京都内で記者会見を開催し、日本企業のネットゼロ達成を後押しするカーボンクレジット・アドバイザリーサービスを正式に発表しました。同社サステナビリティ事業部が提供する本サービ... -
帝人、環境配慮型炭素繊維ブランド「Tenax Next」を始動――2製品を同時発売
2025年3月5日、帝人株式会社はリサイクル材やバイオマス原料を活用した新たな炭素繊維製品ブランド「Tenax Next(テナックス ネクスト)」を正式に立ち上げ、第一弾として炭素繊維フィラメント糸および短繊維製品の2ラインを発売すると発表しました。これ... -
東芝D&S、姫路工場に後工程専用新棟を竣工――生産能力を2倍以上に増強
2025年3月5日、東芝デバイス&ストレージ(本社:川崎市)は、兵庫県太子町の姫路工場に整備していた車載用パワー半導体の後工程専用新製造棟が完成したと発表しました。既存棟と合わせることで、2022年度比で後工程の生産能力を2倍以上へ拡大する見込みで... -
地熱資源を活かす挑戦──政府支援で150万kW導入を目指す地熱発電
日本は国内総潜在地熱資源量が約2,300万kWと世界有数を誇りますが、過去10年間の導入増加はわずか10万kWにとどまっています。2000年以降に稼働した数万kW級の大型地熱発電所はわずか一件しかなく、採算性や環境規制、系統接続といった複合要因が足かせとな... -
世界初のオフグリッド自販機──ナトリウムイオン電池で稼働する「未来につなぐ自販機」
アサヒ飲料株式会社は、2025年4月13日から10月13日まで大阪・関西万博会場内「静けさの森」に、太陽光発電+ナトリウムイオン電池(NiB)で外部電源を一切使わずに稼働する自動販売機「未来につなぐ自販機」を1台設置しています。 オフグリッド運用の意義 ... -
地域資源を活用した自立型木造集合住宅:YKK「パッシブタウン」第5期街区が竣工
YKKグループは、富山県黒部市で進める環境配慮型まちづくりプロジェクト「パッシブタウン」において、第5期街区の木造中高層集合住宅を竣工しました。この取り組みは、地域の森林資源を最大限に活用し、再生可能エネルギーによる自立型住宅の実現を目指す...