業界ニュース– category –
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Schneider Electric、日本市場向けにカーボンクレジット調達・開発支援サービスを始動
2025年2月25日、Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は東京都内で記者会見を開催し、日本企業のネットゼロ達成を後押しするカーボンクレジット・アドバイザリーサービスを正式に発表しました。同社サステナビリティ事業部が提供する本サービ... -
帝人、環境配慮型炭素繊維ブランド「Tenax Next」を始動――2製品を同時発売
2025年3月5日、帝人株式会社はリサイクル材やバイオマス原料を活用した新たな炭素繊維製品ブランド「Tenax Next(テナックス ネクスト)」を正式に立ち上げ、第一弾として炭素繊維フィラメント糸および短繊維製品の2ラインを発売すると発表しました。これ... -
東芝D&S、姫路工場に後工程専用新棟を竣工――生産能力を2倍以上に増強
2025年3月5日、東芝デバイス&ストレージ(本社:川崎市)は、兵庫県太子町の姫路工場に整備していた車載用パワー半導体の後工程専用新製造棟が完成したと発表しました。既存棟と合わせることで、2022年度比で後工程の生産能力を2倍以上へ拡大する見込みで... -
地熱資源を活かす挑戦──政府支援で150万kW導入を目指す地熱発電
日本は国内総潜在地熱資源量が約2,300万kWと世界有数を誇りますが、過去10年間の導入増加はわずか10万kWにとどまっています。2000年以降に稼働した数万kW級の大型地熱発電所はわずか一件しかなく、採算性や環境規制、系統接続といった複合要因が足かせとな... -
世界初のオフグリッド自販機──ナトリウムイオン電池で稼働する「未来につなぐ自販機」
アサヒ飲料株式会社は、2025年4月13日から10月13日まで大阪・関西万博会場内「静けさの森」に、太陽光発電+ナトリウムイオン電池(NiB)で外部電源を一切使わずに稼働する自動販売機「未来につなぐ自販機」を1台設置しています。 オフグリッド運用の意義 ... -
地域資源を活用した自立型木造集合住宅:YKK「パッシブタウン」第5期街区が竣工
YKKグループは、富山県黒部市で進める環境配慮型まちづくりプロジェクト「パッシブタウン」において、第5期街区の木造中高層集合住宅を竣工しました。この取り組みは、地域の森林資源を最大限に活用し、再生可能エネルギーによる自立型住宅の実現を目指す... -
イエローダック、波力発電の実証に成功──天候・時間帯に左右されない新再エネ
神戸市北区の波力発電ベンチャー、イエローダック(代表取締役社長:中山繁生)は、2024年12月12~14日の3日間、富山県射水市伏木富山港新湊地区の港湾施設内に独自開発の波力発電装置を設置し、安定的な発電を実証しました。天候や日照時間に影響を受けず... -
総事業費約6,000億円、世界最大級の低炭素アンモニア計画が始動──JERA・三井物産ら最終投資決定
JERAは2025年4月9日、米CFインダストリーズ(イリノイ州)、三井物産とともに、米ルイジアナ州アセンション郡で進めてきた「ブルーポイント」低炭素アンモニア製造プロジェクトについて、最終投資決定(FID)を発表しました。総事業費は約40億米ドル(約6,... -
地熱発電の定説を覆す――哲学×脳科学で地域合意を導く新手法
【地熱発電を再考】異分野の知見が拓く地域合意の突破口 地熱発電は、天候に左右されないクリーンエネルギーとして注目されながらも、温泉組合など地元住民の反対を受けやすく、開発に長期間を要するケースが多いのが現状です。東北大学の鈴木杏奈准教授ら... -
商業施設・事務所に広がるソーラーカーポート導入──防火地域でも一気に普及へ
三谷産業イー・シー(石川県野々市市)は、自社が取り扱うソーラーカーポートパッケージが国土交通省の「DR認定(飛び火認定)」を取得したことを受け、防火地域や準防火地域、建築基準法22条指定区域でもスムーズに設置できる環境を整えました。大型商業...