業界ニュース– category –
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金沢大発ベンチャー、ペロブスカイト太陽電池で市場に革新――長寿命・低コスト化を実現
金沢大学ナノマテリアル研究所の當摩哲也准教授とモハマド・シャヒドウザマン助教らは、薄型・軽量・可撓性を兼ね備えた次世代型太陽電池「ペロブスカイト太陽電池(PSC)」の商用化を視野に、今夏にもスタートアップ企業を設立します。独自のイオン液体添... -
太陽光パネルのリサイクル義務化へ:製造業者に費用負担を求める新制度
政府は、2030年代後半に予想される太陽光パネルの大量廃棄に備え、製造業者や輸入業者に対してリサイクル費用の負担を義務付ける新たな制度の導入を検討しています。この制度では、太陽光パネルの製造・輸入業者が再資源化費用を第三者機関に納付し、発電... -
東亜道路、路面太陽光パネルを新宿御苑で実証――自然環境との調和性を検証
環境省の再生可能エネルギー推進技術評価・実証事業に採択された東亜道路工業は、東京都新宿区の新宿御苑内園路に「路面太陽光パネル」を設置し、2025年4月から実証実験を開始しました。舗装と一体化させた太陽光発電システムの発電量・耐久性を測定すると... -
太陽ホールディングス、兵庫県で2件の水上太陽光発電所を開所
太陽ホールディングス(HD)傘下の太陽グリーンエナジー(埼玉県嵐山町、谷口直樹社長)は、2025年3月に兵庫県内で2カ所の水上太陽光発電所を新たに稼働させました。これにより、同社が手がける水上型発電施設は通算18件となり、年間発電量の想定合計は約... -
九電でんきバスサービス、筑後市で全国初のEVスクールバス運行開始
全国初!九電のサブスクEVスクールバスが筑後市で運行開始 福岡県筑後市の田園地帯を、4台の電気マイクロバスが鮮やかに駆け抜けています。4月に開校した市立筑後南小学校の通学用スクールバスとして、九州電力の新規事業「九電でんきバスサービス」が全... -
過去最大66万kW増加――2024年国内風力発電が追い風に
2024年、過去最大の66万kW増加──風力発電が追い風に 日本の2024年における風力発電の新規導入量は純増で約66万kWとなり、年間ベースで過去最大を記録しました(日本風力発電協会公表)【参考】。累計導入量は約584万kW(2,720基)に達し、2012年末のFIT制... -
東急不動産×自然電力、営農型太陽光で新会社設立──10MW開発へ
東急不動産と自然電力(本社:福岡市中央区、社長:磯野謙氏)は、営農型太陽光発電事業の共同開発・推進を担う合弁会社「リエネ自然ファーム合同会社」(本社:東京都中央区)を4月に設立しました。両社が持つ再生可能エネルギー開発力と地域連携力を融合... -
京都工芸繊維大が「ルチル型GeO₂」縦型SBDを試作―次世代電力変換素子に期待
京都工芸繊維大学の鐘ケ江一孝助教と西中浩之教授らは、新材料「ルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO₂)」を用いた縦型ショットキーバリアダイオード(SBD)を世界に先駆けて試作しました。転位閉じ込め技術を組み合わせたミストCVD法により、ワイドバンド... -
鳥海南バイオマス発電所を報道公開 2025年9月までにFIT売電開始へ
東北電力グループの事業会社「鳥海南バイオマスパワー」が山形県遊佐町の鳥海南工業団地内で建設したバイオマス発電所(出力5万2,900kW)が、2025年4月17日、報道向けに公開されました。2024年11月に運転を開始しており、再生可能エネルギーとして木質ペレ... -
【福島県】先達山メガソーラー、2025年9月末に営業運転へ ー Ampが建設進捗を公表
福島県福島市の先達山(せんだつやま)で建設が進められている大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、事業者Amp(本社:東京都港区)は、2025年9月末までの営業運転開始を見込んでいると明らかにしました。 発電設備の設置率は53%、7月末に試運転へ...