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ウォーターサーバーの電気代は月いくら?メーカー10社比較&節約術【2026年版】

電気代・節電
ウォーターサーバーの電気代は月いくら?メーカー10社比較&節約術【2026年版】

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JDSA(日本宅配水&サーバー協会)の基準で算出すると、ウォーターサーバーの月額電気代は300〜1,000円です(電力料金目安単価31円/kWh、全国家庭電気製品公正取引協議会基準)。エコモード搭載機なら月300円台、非搭載の旧型機では月1,000円を超えることもあります。年間で3,600〜12,000円の差が開くため、機種選びが電気代を大きく左右します。

メーカー10社の電気代比較、消費電力から正確に算出する計算方法、電気ポットや電気ケトルとのコスト比較、水代込みの年間トータルコスト試算まで網羅しました。

グラスに注がれる清涼な水

ウォーターサーバーの電気代は月300〜1,000円

ウォーターサーバーの月額電気代は、エコモードの有無で2倍以上の差が出ます。

モード月額電気代年間電気代
エコモード搭載機(省エネ運転時)約300〜500円約3,600〜6,000円
通常モード(エコモードなし)約500〜1,000円約6,000〜12,000円

電気料金単価31円/kWhで計算しています。実際の単価は電力会社やプランによって異なるため、ご自宅の電力単価に合わせて±10〜20%の誤差を見込んでください。

JDSA基準とは

各メーカーの公表電気代は、JDSA(日本宅配水&サーバー協会)が定めた統一条件で測定されています。月間使用量36L、室温20℃、温水85℃、冷水5℃が基準です。実際の使用環境では室温や使用量によって±20%程度の変動があります。

消費電力の内訳——温水ヒーターが電気代の大半を占める

ウォーターサーバーは冷水と温水を同時に維持するため、2つの機構が稼働しています。

機能消費電力稼働パターン
冷水(コンプレッサー方式)80〜130W水温が上昇すると自動起動
温水(ヒーター方式)350〜450W水温が低下すると自動起動

温水ヒーターの消費電力は冷水の約3〜5倍です。温水をあまり使わない家庭では、温水機能をオフにできる機種を選ぶと電気代を大幅に削減できます。

メーカー10社の電気代を徹底比較

主要メーカー10社の月額電気代を、床置き型と卓上型に分けて比較します。すべてエコモード使用時と通常使用時の両方を記載しています。

床置き型(スタンド型)の電気代比較

メーカー機種名エコモード時通常時主な省エネ機能
クリクラECOTTO約125円電気ケトル一体型(温水タンクなし)
フレシャスdewo約330円約980円SLEEP機能+デュアルタンク+光センサー
エブリィフレシャスtall約360円約750円SLEEP機能+ECOモード
コスモウォーターsmartプラスNext約400円約800円エコモード+鮮度キープ
ワンウェイウォーターsmart約474円約1,000円ECO機能
プレミアムウォーターamadanaスタンダード約490円約610円エコモード
プレミアムウォータースリムサーバーIII約500円約630円エコモード+光センサー

卓上型(コンパクト型)の電気代比較

メーカー機種名エコモード時通常時主な省エネ機能
エブリィフレシャスmini約360円約750円SLEEP機能+ECOモード
アクアクララアクアウィズ約475円約860円省エネモード(45%削減)
フレシャスdewo mini約490円約920円SLEEP機能+エコモード
最安は月125円のクリクラECOTTO

クリクラECOTTOは温水タンクを持たず、必要なときだけ内蔵ケトルでお湯を沸かす設計です。待機電力が大幅に低くなるため、月額電気代は125円に抑えられます。温水を頻繁に使わない家庭に最適です。

電気代の計算方法——消費電力から正確に算出する

メーカー公表値が見つからない場合、消費電力から自分で電気代を計算できます。

計算式は以下の通りです。

月額電気代 = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 1日の稼働時間(h) × 30日 × 31円/kWh

ウォーターサーバーは24時間通電していますが、コンプレッサーやヒーターは断続的に稼働します。実際の稼働率は冷水で約30%、温水で約20%が目安です。24時間フル稼働で計算すると実際の3〜4倍になるため注意してください。

計算例:消費電力350W(温水)+100W(冷水)の場合

項目温水冷水合計
消費電力350W100W
1日の稼働時間(稼働率換算)約4.8時間約7.2時間
1日の電気代約52円約22円約74円
月額電気代

上記は稼働率を加味しない理論最大値です。実際にはメーカー公表値(JDSA基準)が実使用に近い数値になります。計算値が公表値の2倍以上になる場合は、稼働率を考慮し直してください。

電気代が高くなる4つの原因と対策

同じ機種でも設置環境や使い方で月200〜300円の差が出ます。電気代が想定より高い場合、以下の4つが原因です。

1. 直射日光が当たる場所に設置している

日光が当たると水温が上がり、冷水コンプレッサーの稼働頻度が増えます。窓際や南向きの壁面は避け、日陰に設置してください。

2. 背面と壁の隙間が不足している

ウォーターサーバーの背面には放熱用の排気口があります。壁との距離が10cm未満だと排熱が滞り、コンプレッサーの効率が低下します。背面は壁から15cm以上離してください。

3. 頻繁に電源を抜き差ししている

電源を切ると水温がリセットされ、再通電時にヒーターとコンプレッサーがフル稼働します。節電のつもりが逆効果です。旅行などで1週間以上不在にする場合を除き、電源は入れたままにしてください。

4. エコモード非搭載の旧型機を使い続けている

5年以上前のモデルにはエコモードが搭載されていないケースが多く、月額電気代が1,000円を超えることがあります。エコモード搭載の最新機種に変更するだけで、電気代が月300〜500円に下がります。

電源の抜き差しは衛生面のリスクもある

電源を切ると温水の殺菌機能が停止し、タンク内で雑菌が繁殖するリスクが高まります。電気代の節約以上に衛生面のコストがかかる可能性があるため、電源は基本的に常時オンにしてください。

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他の給湯・冷水方法との電気代比較

ウォーターサーバーの電気代は、電気ポットや電気ケトルと比較しても同等か安い水準です。

方法月額電気代冷水温水手間
ウォーターサーバー(エコモード)約300〜500円◎ 即時◎ 即時水ボトル交換のみ
ウォーターサーバー(通常)約500〜1,000円◎ 即時◎ 即時水ボトル交換のみ
電気ポット(2.2L・保温)約600〜900円× なし◎ 即時水を入れて沸かす
電気ケトル(1回0.8L)約150〜300円× なし△ 沸かす時間あり毎回水を入れて沸かす
冷蔵庫(冷水ピッチャー)冷蔵庫代に含まれる○ 冷蔵庫で冷却× なしピッチャーに補充
月額 約800円 電気ポット(保温あり)
月額 約400円 エコモード付きサーバー

電気ポットは保温のために常時電力を消費するため、ウォーターサーバーのエコモード搭載機よりも電気代が高くなります。電気ケトルは最も電気代が安い選択肢ですが、お湯を沸かすたびに数分の待ち時間が発生します。

年間トータルコスト試算——水代+レンタル料+電気代の総額

ウォーターサーバーの実質コストは電気代だけでは判断できません。水代とレンタル料を合算した年間トータルコストで比較してください。

コスト項目安い機種(浄水型)中価格帯(宅配型)高い機種(プレミアム宅配型)
月額レンタル料約3,300円0〜1,100円0〜1,100円
月額水代水道水を使用(実質0円)約3,000〜4,000円(24L)約4,000〜5,000円(24L)
月額電気代約300〜400円約400〜600円約500〜800円
月額合計約3,600〜3,700円約3,400〜5,700円約4,500〜6,900円
年間合計約43,200〜44,400円約40,800〜68,400円約54,000〜82,800円
浄水型サーバーのメリット
  • 水道水を使うため水代がほぼゼロです
  • ボトル交換の手間がありません
  • 定額制のため使用量を気にせず使えます
浄水型サーバーのデメリット
  • 天然水ではなく水道水ベースの浄水です
  • フィルター交換が定期的に必要です
  • レンタル料が宅配型よりやや高めの傾向があります

電気代だけを見ると月数百円の差ですが、水代とレンタル料を合算すると年間で最大約40,000円の差が開きます。電気代が安い機種でも水代が高ければ総コストは増加します。

よくある質問

Q. ウォーターサーバーの電源は夜間に切っても大丈夫ですか?

電源を切ると再通電時にヒーターとコンプレッサーがフル稼働するため、かえって電気代が増えます。衛生面のリスクもあるため、基本的に電源は24時間入れたままにしてください。エコモードやSLEEP機能が搭載されている機種なら、夜間に自動で消費電力を下げてくれます。

Q. 夏と冬で電気代に差は出ますか?

室温の影響を受けるため、季節による変動があります。夏場は冷水コンプレッサーの稼働が増え、冬場は温水ヒーターの稼働が増えます。JDSA基準は室温20℃で測定されているため、真夏や真冬は公表値より10〜20%程度高くなることがあります。

Q. 卓上型と床置き型で電気代に差はありますか?

同メーカー・同グレードの機種であれば大きな差はありません。エブリィフレシャスのtall(床置き)とmini(卓上)はどちらも月約360円です。電気代の差はタンク容量やエコモードの有無で決まります。

Q. ウォーターサーバーの電気代は電気ポットより高いですか?

エコモード搭載のウォーターサーバーは月300〜500円で、電気ポット(月600〜900円)より安くなります。電気ポットは湯温を常時保つためにヒーターが稼働し続けるのに対し、最新サーバーはSLEEP機能で不使用時の電力を大幅に削減しています。

Q. エコモードを使うとお湯の温度は下がりますか?

エコモード中は温水温度が通常の85〜90℃から70〜75℃に下がる機種が大半です。コーヒーや紅茶には十分な温度ですが、カップ麺など高温が必要な場合は通常モードに切り替えてください。再加熱ボタンで一時的に温度を上げられる機種もあります。

Q. 浄水型サーバーと宅配型サーバーの電気代に差はありますか?

電気代単体で見ると大きな差はありません。どちらも冷水コンプレッサーと温水ヒーターの構造は同じです。浄水型の方がトータルコストで安くなるのは、水代がかからないことが主な理由です。

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電気代を最小化するウォーターサーバー選び3ステップ

電気代を最小限に抑えつつ、使い勝手のよいウォーターサーバーを選ぶための3ステップです。

電気代を最小化する3つのアクション
  1. エコモード搭載機を選ぶ

    SLEEP機能・光センサー・ECOモードのいずれかが搭載されている機種を選んでください。エコモードだけで月300〜500円の削減効果があります。

  2. 設置場所を最適化する

    直射日光を避け、背面を壁から15cm以上離してください。放熱効率が上がり、コンプレッサーの稼働率が下がります。

  3. 電力プランを見直す

    ウォーターサーバーは24時間稼働する家電です。電力プランを見直すことで、ウォーターサーバーだけでなくエアコン食洗機など他の家電の電気代もまとめて削減できます。

  • エコモード(SLEEP/ECO/光センサー)搭載の機種か確認しましょう
  • 月額電気代の公表値がJDSA基準で500円以下か確認しましょう
  • 水代・レンタル料込みの年間トータルコストで比較しましょう
  • 温水を頻繁に使うかどうかで、電気ケトル一体型(ECOTTO等)も検討しましょう
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カテゴリ:電気代・節電