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空気清浄機の電気代は24時間でいくら?モード別・メーカー別比較【2026年版】

電気代・節電
空気清浄機の電気代は24時間でいくら?モード別・メーカー別比較【2026年版】

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花粉シーズンの朝、目覚めた瞬間に鼻がムズムズする。空気清浄機のスイッチを入れて出勤し、帰宅後もつけっぱなし。「24時間動かして電気代いくら?」と気になりませんか。結論から言うと、静音モードなら月60〜140円、標準モードでも月313〜446円です(31円/kWhで計算)。モード別の早見表、メーカー3社の横並び比較、加湿機能付きの消費電力差まで検証しました。

空気清浄機の電気代早見表【モード別・1日・1ヶ月】

静音モードなら1日2〜5円、1ヶ月60〜140円です。強モードでも月1,000〜1,100円程度で、エアコンの10分の1以下に収まります。

電気代の計算式

空気清浄機の電気代は以下の式で算出します。

電気代 = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力単価(円/kWh)

電力単価は公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(2022年7月改定)を使用します。実際の電気代は契約プランや使用量によって変わります。

モード別の電気代早見表

一般的な空気清浄機(適用床面積20〜30畳クラス)のモード別電気代です。

運転モード 消費電力の目安 1時間 1日(24時間) 1ヶ月(30日) 1年(365日)
静音・しずか 3〜6W 0.09〜0.19円 2.2〜4.5円 67〜134円 815〜1,629円
9〜13W 0.28〜0.40円 6.7〜9.7円 201〜290円 2,445〜3,528円
標準・中 14〜20W 0.43〜0.62円 10.4〜14.9円 313〜446円 3,805〜5,431円
強・ターボ 46〜91W 1.43〜2.82円 34.2〜67.7円 1,027〜2,032円 12,497〜24,722円

ポイントは静音モードと強モードで消費電力が10〜30倍も違う点です。空気清浄機は多くの時間を静音・自動モードで運転するため、実際の電気代は月100〜300円に収まるケースがほとんどです。

24時間つけっぱなしでも電気代は月100〜500円

24時間つけっぱなしにしても月数百円程度です。各メーカーも連続運転を前提に設計しており、つけっぱなしで故障リスクが上がることはありません。

つけっぱなしが推奨される理由

空気清浄機はこまめにON/OFFするより、24時間つけっぱなしの方が効率的です。理由は3つあります。

1. 起動時の電力が最も大きい:電源を入れた直後は室内の汚れを一気に検知し、強モードで運転します。頻繁にON/OFFを繰り返すと、そのたびに強モードが発動して電気代が上がります。

2. 自動運転がコスパ最強:センサーが空気のきれいさを検知し、汚れていないときは自動で静音モードに切り替わります。自動運転時の平均消費電力は5〜10W程度で、1日の電気代は3.7〜7.4円です。

3. 停止中に汚れが蓄積する:空気清浄機を止めている間もホコリや花粉は室内に浮遊し続けます。帰宅後にスイッチを入れると、蓄積した汚れを処理するために強モードが長時間続き、かえって電気代がかさみます。

24時間つけっぱなしの電気代シミュレーション

自動運転で24時間つけっぱなしにした場合、平均消費電力を8Wと仮定して計算します。

期間 計算式 電気代
1日 0.008kW × 24h × 31円 5.95円
1ヶ月 5.95円 × 30日 178円
1年 5.95円 × 365日 2,172円

年間約2,200円です。1ヶ月あたりたった178円で24時間きれいな空気を維持できる計算になります。花粉やPM2.5が多い時期でも強モードの時間が増えるだけで、年間3,000〜4,000円を超えることはほぼありません。

加湿機能付きは電気代がどれだけ変わる?

加湿機能をONにすると消費電力は約1.3〜1.7倍に増えます。ただし増加分はしずかモードで月89円、ターボモードでも月267円で、加湿器を別途使う電気代と比べれば安く済みます。

加湿あり vs 加湿なしの消費電力比較

ダイキンの2025年モデルを例に、加湿空気清浄と空気清浄のみの消費電力を比較します。

型番(適用畳数) モード 空気清浄のみ 加湿空気清浄 増加率
MCK556A(25畳) しずか 6W 10W +67%
MCK556A(25畳) 標準 19W 20W +5%
MCK556A(25畳) ターボ 70W 82W +17%

加湿機能付き(MCK556A)の空気清浄のみモードは、空気清浄専用機(MC556A)と同等スペックです。加湿をONにすると、しずかモードで月89円増、標準モードで月22円増、ターボモードで月267円増になります。

加湿空気清浄機の月額電気代

加湿空気清浄モード(しずか運転)で24時間つけっぱなしにした場合の電気代です。

0.010kW × 24h × 31円 × 30日 = 月223円

空気清浄のみ(6W)なら月134円なので、加湿による増加分は月89円です。加湿器を別に使うと月300〜500円かかるため、加湿空気清浄機の方がトータルコストは安いです。

メーカー別の消費電力と電気代比較

ダイキン、シャープ、パナソニックの3社を比較すると、静音モードの電気代はほぼ同水準です。差が出るのは強・ターボモードの消費電力で、最大で月1,000円近く開きます。

3社の主要モデル消費電力一覧

2025年モデルの消費電力(空気清浄運転時)を比較します。型番と対応畳数は各メーカー公式サイトの仕様に基づきます。

メーカー 型番(適用畳数) 静音 標準・中 強・ターボ
ダイキン MC556A(25畳) 6W 10W 19W 70W
シャープ FU-S50(23畳) 2.6W 13W 49W
パナソニック F-VXW55(25畳) 5.0W 8.0W 53W

3社の月額電気代比較(24時間運転)

メーカー 静音(月額) 標準(月額) 強・ターボ(月額)
ダイキン MC556A 134円 339円 1,030円
シャープ FU-S50 58円 290円 1,094円
パナソニック F-VXW55 112円 179円 1,181円

静音モードではシャープが最も安く月58円です。標準モードではパナソニックが月179円で最安になります。ただし、自動運転での実使用では大きな差は出にくく、3社とも月100〜300円に収まります

メーカー選びで電気代の差はほぼ誤差です。フィルター性能や集じん方式(ダイキンのTAFUフィルター、シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノイー)で選ぶ方が合理的です。

空気清浄機の電気代を節約する4つの方法

最も効果が大きいのは「自動運転で24時間つけっぱなし」にすることです。こまめにON/OFFするより確実に安くなります。

1. 自動運転モードを使う

手動で「強」に固定したままにすると月1,000円以上かかります。自動運転に切り替えるだけで月100〜200円に抑えられます。センサーが空気の汚れ具合を検知し、必要なときだけ風量を上げるため、電気の無駄がありません。

2. フィルターを2週間に1回清掃する

フィルターにホコリが詰まると吸引力が落ち、同じ清浄能力を出すために消費電力が上がります。掃除機でフィルター表面のホコリを吸い取るだけで、清浄効率が最大30%改善します。交換が必要な集じんフィルターは10年に1回(メーカー推奨)ですが、プレフィルターの清掃は2週間に1回が目安です。

3. 部屋の広さに合った機種を選ぶ

適用床面積が小さすぎる機種を広い部屋で使うと、常に強モードで運転して電気代がかさみます。目安は「実際の部屋の広さの2倍以上」の適用床面積を持つ機種を選ぶことです。8畳の部屋なら適用16畳以上の機種を選べば、ほとんどの時間を静音モードで運転できます。

4. 電力会社・料金プランを見直す

空気清浄機の電気代を節約しても年間で数百円の差です。それよりも電力プラン全体の見直しの方が節約効果は大きくなります。市場連動型の【公式】Looopでんきのようなプランなら、電力が安い時間帯を活用して家全体の電気代を削減できます。空気清浄機だけでなく、一人暮らしの平均電気代を把握した上で総合的に見直すのが効果的です。

よくある質問

空気清浄機は24時間つけっぱなしにすべきですか?

はい、24時間つけっぱなしが推奨です。自動運転なら月100〜200円程度で済み、こまめにON/OFFするより電気代は安くなります。各メーカーも連続運転を前提に設計しています。

空気清浄機と除湿機ではどちらが電気代が高いですか?

除湿機の方が高くなります。空気清浄機は静音モードで月60〜140円ですが、コンプレッサー方式の除湿機は月870円程度です。詳しくは除湿機の電気代比較をご覧ください。

加湿空気清浄機は加湿器と空気清浄機を別々に買うより安いですか?

電気代は加湿空気清浄機の方が安くなります。加湿空気清浄機(しずかモード・加湿ON)は月約220円ですが、空気清浄機(月100円)+加湿器(月300〜500円)を別々に使うと月400〜600円かかります。

エアコンと空気清浄機を同時に使うと電気代が上がりますか?

空気清浄機の消費電力はエアコンの約100分の1です。同時使用で増える電気代は月100〜200円程度なので、気にする必要はありません。エアコンの電気代を抑えたい場合はエアコン除湿と冷房の電気代比較が参考になります。

古い空気清浄機は買い替えた方が電気代は安くなりますか?

空気清浄機の省エネ性能はここ10年でそれほど大きく変わっていません。消費電力自体が小さいため、買い替えで年間1,000円以上の差が出ることは稀です。買い替えの判断基準はフィルターの劣化や集じん性能の低下で考えてください。扇風機のACモーターとDCモーターの電気代差のような大きな省エネ効果は、空気清浄機では期待しにくいです。

空気清浄機の電気代で損しないための判断基準

空気清浄機の電気代は家電の中でも最安クラスです。静音・自動運転なら月100〜200円、24時間つけっぱなしでも年間2,000〜3,000円で済みます。

電気代を気にしてON/OFFを繰り返すより、つけっぱなしにした方が安く、空気もきれいに保てます。加湿機能付きでもしずかモードなら増加分は月89円です。

本当に電気代を削減したいなら、空気清浄機の運転を工夫するより、家全体の電力プランを見直す方が効果的です。空気清浄機の年間電気代2,000円を節約するより、電力プランの変更で年間1万円以上削減できる可能性があります。

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カテゴリ:電気代・節電