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除湿機の電気代は月いくら?方式別の料金比較と節約術【2026年版】

更新: 2026/10/07執筆: Japan Energy Times 編集部
電気代・節電
除湿機の電気代は月いくら?方式別の料金比較と節約術【2026年版】

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コンプレッサー方式の除湿機なら1時間あたり約6.5円、1日8時間×月20日使っても月額約1,042円です(シャープ CV-U71・60Hzの消費電力210W、電力単価31円/kWhで計算)。デシカント方式は同条件で月額約2,827円、ハイブリッド方式は機種で差が大きく月額約1,116〜3,497円です。洗濯物2kgを乾かす1回の電気代は、メーカーの公表値で約10〜28円です。

除湿機の電気代を左右する3つの方式

方式 消費電力(現行機・60Hz) 適した季節 メリット デメリット
コンプレッサー 180〜210W 梅雨〜夏 1時間あたりの電気代が安い・室温上昇が少ない 冬場は除湿効率が低下・振動音がやや大きい
デシカント 570W 秋〜冬・通年 気温に左右されにくく冬も使える 電気代がコンプレッサーの約2.7倍・ヒーターの熱で室温が上がる
ハイブリッド 225〜705W 通年 季節を問わず使える・衣類乾燥が速い 本体価格が高い(パナソニック公式ストアで約5.4万〜11万円)

除湿機の電気代は「方式」でほぼ決まります。同じメーカーの現行機でも、方式が違えば消費電力は2倍以上変わります。表の消費電力は、コロナ BD-6326・シャープ CV-U71(コンプレッサー)、シャープ CV-U60(デシカント)、パナソニック F-YEX120B・シャープ CV-UH160(ハイブリッド)の公式仕様の値です(2026年10月に確認)。デシカント方式は、シャープ・パナソニック・コロナの現行機ではシャープの1機種です。

コンプレッサー方式 ── 夏場に強く電気代が最も安い

コンプレッサー方式はエアコンと同じ冷媒サイクルで空気を冷却し、結露させて水分を回収します。現行機の消費電力は180〜210W(60Hz)で、1時間あたりの電気代は3方式のうち最も安くなります。梅雨〜夏の部屋干しに向いています。

弱点は冬場の効率低下です。気温が低いと除湿量が減り、電気代あたりの除湿効率が悪化します。コンプレッサーの振動音がやや大きい点にも注意が必要です。

メリット
  • 1時間あたりの電気代が安い(約5.6〜6.5円)
  • 室温の上昇が少ない(冷却除湿のため)
  • 梅雨〜夏の高温多湿期に向く
デメリット
  • 気温が低いと除湿効率が低下
  • コンプレッサー動作音がやや大きい
  • 本体が重め(BD-6326は7.7kg、CV-U71は約9.6kg)

デシカント方式 ── 冬も使えるが電気代は約2.7倍

デシカント(ゼオライト)方式は、乾燥剤で空気中の水分を吸着し、ヒーターで加熱して水分を放出・回収します。シャープ CV-U60の消費電力は570W(60Hz)で、同社のコンプレッサー方式 CV-U71(210W)の約2.7倍です。

ヒーターを使うため気温に左右されにくく、冬場でも除湿能力が落ちにくい方式です。冬の結露対策には適していますが、ヒーターの熱で室温が上がるため、夏場は不向きです。

メリット
  • 冬場・低気温でも除湿しやすい
  • 衣類乾燥が速い(CV-U60は2kgで約99分)
  • 本体が軽い(CV-U60は約6.7kg)
デメリット
  • 電気代がコンプレッサーの約2.7倍(1時間約17.7円)
  • ヒーターの熱で室温が上がる
  • 夏場はコストパフォーマンスが下がる

ハイブリッド方式 ── 通年使えるが本体価格が高い

ハイブリッド方式は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせた方式です。消費電力は機種で大きく違います。シャープ CV-UH160は衣類乾燥(速乾)で705W、除湿(強)で295Wです(60Hz)。パナソニックの現行機は「エコ・ハイブリッド方式」で、F-YEX120Bは衣類乾燥の標準・速乾とも225W(60Hz)です。

通年で使える反面、本体価格は高めです。パナソニック公式ストアの価格は F-YEX120B が69,300円、F-YEX90D が54,450円です(税込・2026年10月)。購入時のコストと電気代のバランスは後述の「5年間の電気代」で検証します。

メリット
  • 季節を問わず使える
  • 衣類乾燥が速い(CV-UH160は2kgで約54分、F-YEX120Bは約90分)
  • 1台で通年使用できる利便性
デメリット
  • 本体価格が高い(パナソニック公式ストアで約5.4万〜11万円)
  • 機種によっては衣類乾燥時の消費電力が大きい(CV-UH160は705W)
  • 本体が重い(F-YEX120Bは13.0kg、CV-UH160は約16.2kg)

【方式別】除湿機の電気代シミュレーション

コンプレッサー方式なら月額約890〜1,040円、デシカント方式は約2,830円、ハイブリッド方式は約1,120〜3,500円です(8時間×月20日運転、31円/kWh)。各社の現行機の消費電力(60Hz)で算出しました。

電気代の計算式

除湿機の電気代は以下の式で算出できます。

電気代 = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力単価(円/kWh)

電力単価31円/kWhについて

公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWhを使用しています。2022年7月改定の基準値で、実際の電力単価は契約プランや使用量で変わります。東京電力・従量電灯Bの場合、第1段階29.80円、第2段階36.40円、第3段階40.49円です。

コンプレッサー方式の電気代

現行の2機種で計算します。

機種名 消費電力(60Hz) 1時間 8時間 月額(8h×20日) 年間(6ヶ月使用)
シャープ CV-U71(衣類乾燥) 210W 6.5円 52.1円 1,042円 6,250円
コロナ BD-6326 180W 5.6円 44.6円 893円 5,357円

計算例(CV-U71):0.21kW × 1h × 31円 = 6.51円。月額は6.51円 × 8h × 20日 = 1,042円です。消費電力は2機種とも60Hz地域の値で、50Hz地域ではCV-U71が205W、BD-6326が160Wです。コンプレッサー方式は梅雨〜秋の約6ヶ月間の使用を想定しています。

デシカント方式の電気代

機種名 消費電力(60Hz) 1時間 8時間 月額(8h×20日) 年間(10ヶ月使用)
シャープ CV-U60(衣類乾燥) 570W 17.7円 141.4円 2,827円 28,272円

計算例(CV-U60):0.57kW × 1h × 31円 = 17.67円。50Hz地域では510Wです。デシカント方式は通年使用できるため、夏の2ヶ月を除く10ヶ月使用で年間コストを算出しています。サーキュレーター単体の電気代が気になる方はサーキュレーターの電気代の記事もあわせてご覧ください。

ハイブリッド方式の電気代

機種名 消費電力(60Hz) 1時間 8時間 月額(8h×20日) 年間(12ヶ月使用)
パナソニック F-YEX120B(衣類乾燥・標準) 225W 7.0円 55.8円 1,116円 13,392円
シャープ CV-UH160(衣類乾燥・速乾) 705W 21.9円 174.8円 3,497円 41,962円

計算例(F-YEX120B):0.225kW × 1h × 31円 = 6.98円。50Hz地域では205Wです。CV-UH160は衣類乾燥(速乾)の値で、除湿(強)は295W・1時間約9.1円です。ハイブリッド方式は通年使用を前提に12ヶ月で年間コストを計算しています。

3方式の電気代比較表

各方式の現行機の消費電力(60Hz)で比較します。

方式 機種・消費電力 1時間 8時間 月額(8h×20日) 年間
コンプレッサー CV-U71・210W 6.5円 52.1円 1,042円 6,250円(6ヶ月)
デシカント CV-U60・570W 17.7円 141.4円 2,827円 28,272円(10ヶ月)
ハイブリッド F-YEX120B・225W 7.0円 55.8円 1,116円 13,392円(12ヶ月)
ハイブリッド CV-UH160・705W 21.9円 174.8円 3,497円 41,962円(12ヶ月)

1時間あたりではコンプレッサー方式が最も安く、デシカント方式はその約2.7倍です。ハイブリッド方式は機種による差が大きく、F-YEX120Bはコンプレッサー方式に近い水準、CV-UH160の衣類乾燥はデシカント方式を上回ります。使用する月数は当サイトの想定で、年間コストは使う期間に比例します。

除湿機 vs エアコン除湿 vs 浴室乾燥機 ── 部屋干しコスト比較

洗濯物を1回乾かす電気代の比較 除湿機4機種は約10円から28円、浴室乾燥機は約37円から111円。 洗濯物を1回乾かす電気代 メーカー公表値・31円/kWh ハイブリッド除湿機(F-YEX120B) 9.9円 コンプレッサー除湿機(CV-U71) 約17円 ハイブリッド除湿機(CV-UH160) 約20円 デシカント除湿機(CV-U60) 約28円 浴室乾燥機(BS-161H-2・強乾燥) 約37〜111円 除湿機は洗濯物2kg・室温20℃・湿度70% 浴室乾燥機は取扱説明書のグラフの読み取り (濃い部分が1時間、全体が3時間) 2026年10月に各社公式で確認
洗濯物を1回乾かす電気代の比較。除湿機4機種は約10〜28円、浴室乾燥機は約37〜111円

洗濯物2kgを乾かす1回の電気代は、比較した手段の中では除湿機が約10〜28円で最も安く、浴室乾燥機は約37〜111円です。エアコンの除湿は方式で差が大きく、弱冷房除湿は1時間約5.3円、再熱除湿は約16.8円です。

エアコン除湿(弱冷房除湿 / 再熱除湿)の電気代

エアコンの除湿運転には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。

東京電力は、2002年の試験結果を現在の機種の省エネ性能に合わせて試算し、1時間あたりの電気代の目安を弱冷房除湿5.3円(0.172kW)、冷房12.4円(0.399kW)、再熱除湿16.8円(0.541kW)と公表しています(室内・室外24℃、湿度80%、31円/kWh)。

弱冷房除湿はコンプレッサー式除湿機(1時間約5.6〜6.5円)と同じ水準、再熱除湿はデシカント式除湿機(約17.7円)に近い水準です。弱冷房除湿は室温が下がるため、冬場には向きません。

※エアコンの消費電力は機種・室温・湿度で大きく変わります。洗濯物が乾くまでの時間を示す公的なデータがないため、下の1回あたりの比較表には入れていません。

浴室乾燥機の電気代

電気式浴室乾燥機(100V)の例として、マックス BS-161H-2の強乾燥は定格消費電力1,190Wです。1時間あたり36.9円(1.19kW × 31円)で、コンプレッサー式除湿機の約6倍です。同社の取扱説明書のグラフでは、衣類2kg(浴室周辺温度20℃)の乾燥時間は約1〜3時間で、1回あたり約37〜111円です。

ドラム式洗濯乾燥機の電気代

ヒートポンプ式ドラム式洗濯乾燥機の例として、パナソニック NA-LX129FLの定格洗濯乾燥時(6kg)の消費電力量は、標準乾燥モードで約800Wh、省エネ乾燥モードで約620Whです。電気代に換算すると1回24.8円、19.2円です。所要時間は標準乾燥モードで約98分で、洗濯から乾燥まで一貫で完了する利便性が強みです。

2kgの洗濯物を乾かすコスト比較表

メーカーが公表している衣類乾燥時間と1回あたりの電気代で比較します。

乾燥手段 機種・条件 乾燥時間目安 1回の電気代 月20回の電気代
ハイブリッド除湿機 パナソニック F-YEX120B(標準) 約90分 9.9円 198円
コンプレッサー除湿機 シャープ CV-U71(衣類乾燥) 約167分 約17円 約340円
ハイブリッド除湿機 シャープ CV-UH160(速乾・梅雨時) 約54分 約20円 約400円
デシカント除湿機 シャープ CV-U60(速乾) 約99分 約28円 約560円
ドラム式洗濯乾燥機 パナソニック NA-LX129FL(洗濯〜乾燥6kg・標準乾燥モード) 約98分 24.8円 496円
浴室乾燥機(100V) マックス BS-161H-2(強乾燥・1,190W) 約1〜3時間 約37〜111円 約740〜2,210円

各社の公式サイトの製品仕様・取扱説明書で2026年10月に確認した値です。除湿機4機種は同じ基準(日本電機工業会の自主基準。6畳相当の部屋・室温20℃・湿度70%・洗濯物2kg)で測った値です。浴室乾燥機はメーカーの取扱説明書のグラフ(浴室周辺温度20℃・湿度60%・衣類2kg)から読み取った値で、測り方は同じではありません。ドラム式は洗濯から乾燥まで6kgの値です。

1回あたりの電気代は除湿機4機種が約10〜28円で、浴室乾燥機(約37〜111円)より安くなります。浴室乾燥機が長くかかる条件では、差は数倍に開きます。

部屋干しコスト比較のポイント
  • 除湿機:洗濯物2kgで1回約10〜28円(メーカー公表値)
  • エアコン除湿:弱冷房除湿は1時間約5.3円でコンプレッサー式除湿機と同じ水準。再熱除湿は約16.8円
  • 要注意:浴室乾燥機は1回約37〜111円(取扱説明書のグラフの読み取り)

電気代をさらに抑えるなら、契約している電力プランの見直しも有効です。市場連動型の【公式】Looopでんきのようなプランなら、電力が安い時間帯に除湿機を集中運転することで電気代を抑えられます。

除湿機の電気代が高くなる5つの原因と対策

除湿機の電気代がカタログ値より高いと感じる場合、5つの原因が考えられます。

フィルター汚れで消費電力が増加する

フィルターにホコリが詰まると空気の流れが悪くなり、除湿効率が低下します。同じ除湿量を得るために運転時間が長くなり、結果的に電気代が増加します。

対策:2週間に1回、フィルターを掃除機で吸引するか水洗いしてください。アイリスオーヤマの取扱説明書は2週間に1回の清掃を案内しています。

部屋の広さに対して能力が不足している

除湿能力(L/日)が部屋の広さに対して不足していると、目標湿度に達するまでの運転時間が長くなります。6畳用の除湿機を12畳の部屋で使えば、運転時間は単純計算で2倍です。

対策:木造住宅なら「除湿能力(L/日) ÷ 0.8 = 適用畳数」、鉄筋コンクリートなら「÷ 0.4 = 適用畳数」が目安です(CV-U71は7.1L/日で木造9畳・鉄筋18畳)。部屋の畳数に合った機種を選びましょう。

「強」モードのまま運転し続けている

運転モードによって消費電力は大きく変わります。前述のCV-UH160の場合、除湿(強)295Wに対し衣類乾燥(速乾)は705Wで約2.4倍です。

対策:洗濯物が乾いたら消費電力の小さい除湿モードに切り替えるか、切タイマーで運転を止めてください。

10年以上前の古い機種を使っている

古い機種は現行機より消費電力が大きいことがあります。本体の銘板や取扱説明書の消費電力を、現行機(コンプレッサー方式で180〜210W)と比べてください。仮に300Wの機種なら、210Wの現行機との差は年間約2,700円です(8時間×月20日・6ヶ月使用)。

対策:消費電力の差が大きい機種は買い替えを検討してください。家電の買い替え判断では、年間の電気代削減額と本体価格の比率(回収年数)が重要です。方式ごとの電気代は後述の「5年間の電気代」で示します。

関連記事:電気カーペットの寿命は何年?修理部品の保有は6年|買い替えサインと電気代

電力単価そのものが上がっている

2021年以降、燃料費調整額と再エネ賦課金の上昇により実質電力単価が上がっています。目安単価31円/kWhはあくまで基準値で、東京電力の第3段階料金は40.49円/kWhです。使用量が多い家庭ほど実質単価が高くなります。

対策:電力会社の切り替えで単価を下げられる可能性があります。現在の電力単価を確認し、乗り換えで年間どれだけ削減できるかシミュレーションしてみてください。

【リボンエナジー】のような新電力は、大手電力会社より基本料金や従量単価が安いプランを提供しています。

関連記事:一人暮らしの電気代平均7,337円|1K〜1LDK別の相場

室温別・方式別の衣類乾燥1回の電気代(メーカー公表値)

方式・機種 室温20℃(梅雨時) 室温10℃(冬季)
コンプレッサー方式(CV-U71) 約17円(約167分) 公表なし
デシカント方式(CV-U60) 約28円(約99分) 約32円(約109分)
ハイブリッド方式(CV-UH160) 約20円(約54分) 約25円(約70分)
計算条件

シャープ公式の製品仕様の値(洗濯物2kg・湿度70%・60Hz・電力単価31円/kWh。2026年10月に確認)。冬季は乾燥時間が延び、1回あたりの電気代が1〜3割ほど上がります。コンプレッサー方式は室温10℃の値が公表されていません。

「5年間の電気代」と本体価格で選ぶ

5年間の電気代は、コンプレッサー方式が約3.1万円、デシカント方式が約14.1万円です。方式の差は5年間で約11万円になります。

方式別 × 5年間の電気代比較表

電気代は前述のシミュレーション条件(8時間×月20日運転)で5年分を計算しています。本体価格は、メーカーの公式ストアで確認できたものだけを載せています。

方式 代表機種 本体価格 年間電気代 5年間電気代
コンプレッサー シャープ CV-U71 オープン価格 6,250円(6ヶ月) 31,248円
デシカント シャープ CV-U60 オープン価格 28,272円(10ヶ月) 141,360円
ハイブリッド パナソニック F-YEX120B 69,300円(公式ストア・税込) 13,392円(12ヶ月) 66,960円
ハイブリッド シャープ CV-UH160 オープン価格 41,962円(12ヶ月) 209,808円

5年間の電気代が最も安いのはコンプレッサー方式の約31,000円です。デシカント方式は約141,000円で、差は約110,000円です。オープン価格の機種は販売店で価格が変わるため、購入時の店頭価格を上の電気代に足して比べてください。

ハイブリッド方式の損益分岐点

ハイブリッド方式が他方式より有利になる条件を検証します。

コンプレッサー方式との比較では、F-YEX120Bを12ヶ月使う年間電気代(13,392円)は、CV-U71を6ヶ月使う場合(6,250円)より約7,100円高くなります。同じ月数だけ使うなら1時間あたりの差は約0.5円(7.0円と6.5円)で、電気代はほぼ変わりません。

デシカント方式との比較では、F-YEX120Bの1時間あたりの電気代(7.0円)はCV-U60(17.7円)の約4割です。10ヶ月使う場合の年間電気代の差は約17,100円(28,272円と11,160円)で、5年間では約86,000円になります。本体価格の差がこれより小さければ、F-YEX120Bのほうが総額で安くなります。

ハイブリッド方式を選ぶ合理性があるケース

  • 冬場の結露対策と夏場の部屋干しを1台でまかないたい(2台分の本体価格を節約)
  • 設置スペースが1台分しかない
  • 衣類乾燥時間を短縮したい(時間コストを重視)

夏場の部屋干しが中心で、本体価格を抑えたいなら、コンプレッサー方式が候補になります。冬場も使う場合は、デシカント方式の電気代(1時間約17.7円)とハイブリッド方式の本体価格を比べて選んでください。

よくある質問

除湿機はつけっぱなしでも大丈夫ですか?

安全面では問題ありません。現行の除湿機は満水時に自動停止する機能を搭載しています。電気代はコンプレッサー方式で1日約156円(24時間運転、CV-U71の210W、31円/kWh)です。タイマー機能で必要な時間だけ運転する方がコストを抑えられます。

除湿機とエアコン除湿はどちらが安いですか?

1時間あたりの電気代は、弱冷房除湿(約5.3円)とコンプレッサー除湿機(約5.6〜6.5円)がほぼ同じ水準です(弱冷房除湿は東京電力の試算値)。弱冷房除湿は室温が下がるため冬場には向きません。エアコンの再熱除湿(約16.8円)はコンプレッサー除湿機の約2.6〜3倍の電気代がかかります。

除湿機の電気代を節約する最も効果的な方法は何ですか?

最も効果が大きいのは「部屋を閉め切って運転すること」です。窓やドアが開いていると外気の湿気が入り続け、除湿機の運転時間が大幅に延びます。部屋を閉め切ると湿気の流入が止まり、乾燥時間が短くなります。

除湿機の寿命は何年ですか?

除湿機の寿命に公的な基準の年数はありません。除湿量が目に見えて減った、異音や異臭がする、といった症状が出たら、使用をやめて点検や買い替えを検討してください。

6畳の部屋で使うならどの除湿機がおすすめですか?

6畳の部屋干し用途なら、除湿能力6〜7L/日のコンプレッサー方式が候補になります。シャープ CV-U71(210W、除湿能力7.1L/日)は月額電気代1,042円(8h×20日)、コロナ BD-6326(180W、6.3L/日)は893円です。冬場の結露対策も必要な場合はデシカント方式のシャープ CV-U60(570W、除湿能力5.6L/日)を検討してください。

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除湿機の電気代を最小化する3つのアクション

方式の選び方だけで、年間の電気代は約2.2万円変わります(コンプレッサー方式を6ヶ月、デシカント方式を10ヶ月使う場合)。

電気代を最小化する3つのアクション
  1. コンプレッサー方式を選ぶ

    方式の選択が電気代の大部分を決めます。夏場の部屋干しが主な用途なら、同じ6ヶ月の使用でコンプレッサー方式はデシカント方式より年間約1.1万円安くなります。既にデシカント方式を使っていて電気代が気になるなら、買い替えを検討する価値があります。

  2. 部屋を閉め切り、フィルターを清掃する

    運用の工夫で乾燥時間を短くできます。部屋の密閉と2週間に1回のフィルター清掃は、追加コスト0円で電気代を下げられる即効性のある対策です。

  3. 電力プランを見直す

    除湿機だけでなく家全体の電気代に影響するため、最もレバレッジの大きい施策です。東京電力の第3段階料金40.49円/kWhで使っている家庭が単価31円のプランに切り替えれば、除湿機だけで年間約1,900円、家全体では年間数千〜数万円の削減が見込めます。

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除湿機の電気代を最小化する3ステップ
  1. コンプレッサー方式を選ぶ(夏メイン)またはハイブリッド方式(通年)

    方式の違いで年間電気代は約2.2万円変わります(上の比較表)。デシカント方式は冬以外は割高です。

  2. 部屋を閉め切って集中運転する

    広い空間を除湿しようとすると効率が下がります。除湿したい部屋の扉を閉め、1〜2時間集中して稼働させるのが最も効果的です。

  3. 電力プランを見直す

    夜間に除湿機を使う場合、夜間電力が安いプラン(東京電力「夜トク8」等)で実質の電気代を下げられます。

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この記事の執筆: Japan Energy Times 編集部
電気代・再生可能エネルギー・省エネの一次情報(公式統計・料金表・制度資料)を確認して記事を制作しています。
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