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食洗機の電気代は1回いくら?手洗いとの比較と節約術【2026年版】

電気代・節電
食洗機の電気代は1回いくら?手洗いとの比較と節約術【2026年版】

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「食洗機って便利だけど、電気代が気になる…」そう感じて検索した方は多いはずです。結論から言うと、食洗機の電気代は1回あたり約16〜24円です。しかも水道代・ガス代を含めたトータルコストでは、手洗いより年間約2万円以上安くなります。この記事では1回・1日・1ヶ月の電気代を具体的に計算しました。手洗いとのコスト比較、乾燥あり・なしの差額、メーカー別データ、電気代を下げる5つの方法まで網羅しています。

食洗機の電気代はいくら?【1回・1日・1ヶ月】

食洗機の電気代は、ビルトイン型なら1回約16円、卓上型なら1回約24円です。1ヶ月では約970〜1,490円になります。

電気代の計算式

食洗機の電気代は以下の式で算出できます。

電気代 = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力単価(円/kWh)

電力単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(2022年7月改定)を使用します。実際の電力単価は契約プランや使用量で変わります。

ビルトイン食洗機の電気代

パナソニック NP-45MD9S(容量約48点・6人分)の消費電力量は0.52kWh/回です。

  • 1回:0.52kWh × 31円 = 約16.1円
  • 1日2回:16.1円 × 2 = 約32.2円
  • 1ヶ月(1日2回×30日):32.2円 × 30 = 約966円
  • 年間:966円 × 12 = 約11,592円

卓上食洗機の電気代

パナソニック NP-TZ500(容量約40点・5人分)の消費電力量は0.77kWh/回です。

  • 1回:0.77kWh × 31円 = 約23.9円
  • 1日2回:23.9円 × 2 = 約47.8円
  • 1ヶ月(1日2回×30日):47.8円 × 30 = 約1,434円
  • 年間:1,434円 × 12 = 約17,208円

卓上型はビルトイン型に比べて消費電力が約1.5倍あります。本体サイズの制約上、効率的な給湯接続ができず、内蔵ヒーターで水を加熱するため電力を多く消費します。

食洗機 vs 手洗い ── 水道代込みのトータルコスト比較

電気代だけを見ると食洗機は「追加コスト」に感じます。しかし水道代とガス代を含めたトータルコストで比較すると、食洗機の方が1回あたり約33円安くなります。

1回あたりのコスト内訳

費目 食洗機(卓上型) 手洗い(40℃のお湯)
水道代 約2.6円(約9.9L) 約19.6円(約75L)
電気代 約23.9円 0円
ガス代 0円 約37.8円
洗剤代 約4.0円 約6.0円
合計 約30.5円 約63.4円

出典:パナソニック公式サイト「食洗機の電気代と水道代」の試算条件(5人家族相当の食器量、給湯器40℃設定)に基づく。

年間コスト比較(1日2回使用)

項目 食洗機(卓上型) 手洗い 差額
水道代 1,898円 14,308円 ▲12,410円
電気代 17,447円 0円 +17,447円
ガス代 0円 27,594円 ▲27,594円
洗剤代 2,920円 4,380円 ▲1,460円
合計 22,265円 46,282円 ▲24,017円

食洗機を使うことで年間約24,000円のコスト削減になります。水道使用量も年間約47,500L削減でき、環境面のメリットも見逃せません。

手洗いの最大コスト要因はガス代です。40℃のお湯を1回75L使うと、ガス代だけで約37.8円かかります。食洗機は少量の水を内部ヒーターで高温(60〜80℃)に加熱するため、少ない水量で高い洗浄力を発揮します。

乾燥あり vs 乾燥なし ── 電気代はどれだけ変わる?

乾燥機能を使わないだけで、電気代は約半分になります。食洗機の消費電力の大部分は乾燥ヒーターが占めているためです。

洗浄と乾燥の消費電力の内訳

パナソニック NP-TZ300のスペックを見ると、洗浄モーターは65W、乾燥ヒーターは1,100Wです。ヒーターはモーターの約17倍の電力を消費します。

工程 主な消費電力 運転時間の目安 電気代の目安
洗浄のみ 65W 約60分 約2.0円
乾燥のみ 1,100W 約30分 約17.1円
洗浄+乾燥 約90分 約19.1円

計算式:洗浄 = 0.065kW × 1h × 31円 = 2.02円。乾燥 = 1.1kW × 0.5h × 31円 = 17.05円。

乾燥なしで1ヶ月いくら節約できるか

1日2回の運転で乾燥を毎回省略すると、次のように節約できます。

  • 1回あたりの節約額:約17.1円
  • 1日2回:約34.2円
  • 1ヶ月:34.2円 × 30日 = 約1,026円
  • 年間:1,026円 × 12 = 約12,312円

年間約12,000円の差は大きいです。食洗機は高温のお湯で洗浄するため、運転終了後にフタを開けておけば余熱で自然乾燥します。衛生面が気になる場合は「送風乾燥」モード(搭載機種のみ)を使えば、ヒーターを使わずに乾燥できます。

メーカー別・タイプ別の消費電力と電気代比較

ビルトイン食洗機はメーカーによって1回あたりの電気代に最大約14円の差があります。三菱が最も安く、リンナイのフロントオープン型が最も高いです。

ビルトイン食洗機(スライドオープン型)

メーカー・機種 容量 使用水量 1回のランニングコスト
三菱 EW-45R3S 約40点(5人分) 約10L 約27.2円
パナソニック NP-45MD9S 約48点(6人分) 約9L 約29.1円
パナソニック NP-45MD9S(エコ) 約48点(6人分) 約7.5L 約25.6円

ビルトイン食洗機(フロントオープン型)

メーカー・機種 容量 使用水量 1回のランニングコスト
リンナイ RSW-F403C 約56点(8人分) 約12L 約41.2円

リンナイのフロントオープン型は1回あたりのコストが高めですが、容量が約56点と最大です。大量の食器を1回でまとめて洗えるため、回数を減らせば1日あたりのコストは他機種と同程度になります。

卓上食洗機

メーカー・機種 消費電力量 1回の電気代 月額(1日2回×30日)
パナソニック NP-TZ500 0.77kWh 約23.9円 約1,434円

卓上型はビルトイン型よりも消費電力が高い傾向にあります。工事不要で導入できるメリットと引き換えに、ランニングコストではビルトイン型が有利です。

静音性の比較

電気代に加えて気になるのが運転音です。三菱 EW-45R3Sは約36dBと業界最静音クラスで、ブラシレスDCモーター採用によるものです。パナソニックは約41〜43dB、リンナイは約43dBです。深夜に運転するなら静音性も選定基準に入れてください。

食洗機の電気代を節約する5つの方法

最も効果が大きいのは「乾燥機能を使わない」ことで、年間約12,000円の節約になります。以下、効果の大きい順に並べました。

1. 乾燥機能を使わず自然乾燥にする

前述のとおり、乾燥ヒーターは消費電力の約9割を占めます。洗浄終了後にフタを開けて余熱で乾かすだけで、1回あたり約17円、年間約12,000円の節約です。食器の水切れが悪い場合は、庫内に乾いた布巾を1枚入れると吸水を早められます。

2. 食器をまとめて1日の回数を減らす

1日3回を2回に減らせば、単純計算で電気代は3分の2になります。卓上型(乾燥あり)で計算すると、1回分(23.9円)× 30日 = 月額約717円の削減です。少量ずつ何度も回すよりも、容量いっぱいまで溜めてから運転する方が効率的です。

3. エコモード・スピードコースを使い分ける

パナソニック NP-45MD9Sはエコモードで約29.1円から約25.6円に下がります(約12%削減)。軽い汚れにはスピードコースも有効です。油汚れがひどい食器だけ手洗いし、残りを食洗機で回す使い分けもコスト削減に効果があります。

4. フィルターを定期清掃する

残さいフィルターが目詰まりすると洗浄効率が落ち、運転時間が延びます。2週間に1回の清掃で洗浄効率を維持できます。追加コスト0円で効果がある方法です。

5. 電力プランを見直す

食洗機を深夜に運転する場合、夜間の電力単価が安いプランに切り替えると効果的です。【公式】Looopでんきのような市場連動型プランなら、電力が安い時間帯にまとめて運転することで電気代を抑えられます。食洗機だけでなく、除湿機エアコンなど他の家電の電気代も一括で下がるため、家庭全体の光熱費削減につながります。

よくある質問

食洗機の電気代は手洗いより高いですか?

電気代単体では食洗機の方が高いです。しかし水道代とガス代を含めると、食洗機は1回約30.5円、手洗いは1回約63.4円です。トータルコストでは食洗機の方が年間約24,000円安くなります。

食洗機の電気代は1ヶ月いくらですか?

1日2回使用した場合、ビルトイン型で月額約966円、卓上型で月額約1,434円です(乾燥あり、31円/kWh)。乾燥を使わなければ、それぞれ約半額まで下がります。

食洗機の乾燥は使わない方がいいですか?

電気代を抑えたいなら使わない方がいいです。乾燥ヒーターは1,100Wで、1回約17円の電気代がかかります。洗浄後にフタを開けて余熱で自然乾燥させれば、月約1,000円の節約になります。衛生面は高温洗浄(60〜80℃)で十分に除菌されているため、自然乾燥でも問題ありません。

一人暮らしでも食洗機は元が取れますか?

一人暮らしでも1日1回の使用で年間約8,000〜10,000円のコスト削減になります。卓上型の本体価格は3〜5万円なので、約3〜5年で元が取れる計算です。加えて、1回あたり20〜30分の手洗い時間が不要になるため、時間価値を含めればさらに早く回収できます。電気代の目安は一人暮らしの電気代平均も参考にしてください。

ビルトインと卓上はどちらが電気代が安いですか?

ビルトイン型の方が安いです。1回あたりビルトイン型は約16.1円、卓上型は約23.9円で、差額は約7.8円です。年間(1日2回×365日)では約5,700円の差になります。キッチンリフォームの予定がある方はビルトイン型の導入を検討してください。

キッチン家電の電気代をもっと知りたい方は、冷蔵庫の電気代比較もご覧ください。容量別・年式別の早見表を掲載しています。

食洗機のコストを最適化する判断基準

最優先は「乾燥を止める」ことです。年間約12,000円の削減効果があります。

1. 乾燥を止めて年間約12,000円を削減する:最もインパクトが大きい施策です。洗浄後にフタを開けるだけの習慣変更で、追加コスト0円で実行できます。

2. まとめ洗いで運転回数を減らす:1日3回を2回にするだけで月約717円、年間約8,600円の削減です。食器の量に合った容量の食洗機を選ぶことが前提になります。電気ケトルとレンジの電気代比較のように、日常の小さな家電選びの積み重ねが月の電気代を左右します。

3. 新規導入ならビルトイン型を選ぶ:卓上型と比べて1回約7.8円、年間約5,700円の電気代差があります。設置工事は必要ですが、10年使えば約57,000円のランニングコスト差になります。エアコン除湿の電気代除湿機の電気代と同様に、初期投資とランニングコストの両面で判断してください。

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カテゴリ:電気代・節電