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テレビの電気代|サイズ・種類別の完全比較と節約術

電気代・節電
テレビの電気代|サイズ・種類別の完全比較と節約術

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「テレビの電気代なんて微々たるもの」——32型液晶テレビなら確かにその通りで、1時間わずか2.0円です。しかし65型有機ELテレビでは1時間10.9円と5倍以上に跳ね上がります。月額では約1,472円、年間では約17,899円です。

テレビの電気代はサイズ・パネル種類・解像度・年式で大きく変わります。大画面テレビの普及が進み、「思ったより電気代が高い」と感じる家庭が増えています。

32型から75型まで液晶・有機ELの電気代早見表、計算方法、高くなる原因と具体的な節約方法をまとめました。冷蔵庫エアコンとの年間コスト比較表も掲載しています。

壁掛けの大型液晶テレビがあるモダンなリビングルーム

テレビの電気代はいくら?サイズ×種類別の早見表

32型液晶テレビなら月額約270円、65型有機ELテレビなら月額約1,472円です。サイズと種類ごとの電気代を以下の早見表にまとめました。

サイズ種類消費電力1時間月額年間
32型液晶65W2.0円270円3,285円
43型液晶85W2.6円351円4,271円
50型液晶110W3.4円459円5,584円
55型液晶130W4.0円540円6,570円
65型液晶175W5.4円729円8,869円
75型液晶240W7.4円999円12,154円
55型有機EL250W7.8円1,053円12,812円
65型有機EL350W10.9円1,472円17,899円
計算条件

電気料金単価31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会 2022年7月改定の目安単価)で算出。1日の視聴時間4.5時間(総務省「社会生活基本調査」の平均値)で月額・年間を計算しています。消費電力は各サイズの代表的な機種の値です。

テレビの電気代の計算方法

消費電力から1時間の電気代を計算する方法

テレビの電気代は、消費電力と電力単価から簡単に計算できます。

計算式:消費電力(W)÷ 1,000 × 電力量料金単価(円/kWh)= 1時間あたりの電気代

55型液晶テレビ(消費電力130W)の場合、130W ÷ 1,000 × 31円 = 約4.0円/時間です。月額は4.0円 × 4.5時間 × 30日 = 約540円になります。

年間消費電力量から計算する方法

テレビのカタログには「年間消費電力量(kWh/年)」が記載されています。この数値はJIS規格に基づく標準的な使用条件(1日4.5時間視聴)で測定されたものです。

計算式:年間消費電力量(kWh)× 電力量料金単価(円/kWh)= 年間電気代

年間消費電力量110kWhのテレビなら、110kWh × 31円 = 年間3,410円です。カタログ値は省エネ機能や待機電力を反映した実使用に近い数値のため、消費電力からの計算より低くなる傾向があります。

液晶テレビと有機ELテレビの電気代を比較

液晶テレビの消費電力と電気代

液晶テレビはバックライトで画面を照らす方式のため、消費電力が比較的低いです。32型で約65W、55型で約130W、65型でも約175Wにとどまります。月額の電気代は270〜999円と家電の中では低い部類です。

液晶テレビの中でも、直下型LEDバックライトとエッジ型LEDバックライトで消費電力が異なります。エッジ型の方が消費電力は低めですが、直下型の方がコントラストに優れています。

有機ELテレビの消費電力と電気代

有機ELテレビは画素1つ1つが自発光する方式で、液晶テレビより消費電力が高くなります。55型有機ELの消費電力は約250Wで、同サイズの液晶テレビ(130W)の約1.9倍です。

65型有機ELでは消費電力が約350Wに達し、月額約1,472円、年間約17,899円になります。画質は優れていますが、電気代の差は無視できません。

有機ELテレビのメリット
  • コントラスト比が高く、黒が深い
  • 応答速度が速くスポーツ映像に強い
  • 視野角が広く、斜めからでも色が変わりにくい
  • 薄型・軽量で壁掛けに適している
有機ELテレビのデメリット
  • 消費電力が液晶の約1.5〜2倍
  • 本体価格が液晶より高い
  • 画面の焼き付きリスクがある
  • 最大輝度は液晶の高輝度モデルに劣る場合がある

4Kと8K——解像度で変わる消費電力

解像度が高いほど処理する画素数が増え、消費電力も上がります。同じ55型でも、フルHD(1920×1080)と4K(3840×2160)では画素数が4倍になります。

解像度画素数55型の消費電力目安1時間の電気代
フルHD(2K)約207万90〜110W2.8〜3.4円
4K約829万120〜150W3.7〜4.7円
8K約3,318万300〜400W9.3〜12.4円

8Kテレビの消費電力はフルHDの約3〜4倍です。ただし8Kテレビは放送コンテンツが限られるため、選択する際はコンテンツの充実度も考慮してください。

リビングルームで大画面テレビを視聴する様子

テレビの電気代が高くなる5つの原因

テレビの電気代が想定以上に高い場合、以下の5つの原因に集約されます。

1. 画面サイズが大きい

画面サイズが大きいほど消費電力は高くなります。32型から65型液晶に変えると、電気代は約2.7倍(年間3,285円→8,869円)に増えます。リビングに合うサイズを選ぶことが重要です。「大きければいい」という選び方は電気代に直結します。

2. 有機ELパネルを使用している

有機ELテレビは液晶テレビの約1.5〜2倍の消費電力です。55型で比較すると、液晶が月額約540円に対し、有機ELは月額約1,053円と約500円の差が生じます。年間では約6,000円の差です。

3. 省エネ設定がオフになっている

購入時の初期設定では画面の明るさが「ダイナミック」や「鮮やか」などの高輝度モードになっていることがあります。「標準」や「省エネ」モードに変更するだけで、消費電力を20〜30%削減できます。

4. つけっぱなしにしている

テレビを見ていない時間もつけたままにすると、電気代が大幅に増えます。55型液晶テレビを1日8時間(平均4.5時間より3.5時間多い)視聴すると、月額は540円から960円に増加します。

5. 10年以上前のモデルを使い続けている

テレビの省エネ技術は年々進化しています。資源エネルギー庁の省エネ性能カタログによると、2014年製の55型液晶テレビと2024年製では消費電力が約25〜40%低下しています。10年以上使用しているテレビは、買い替えによって電気代を大幅に削減できる可能性があります。

  • 画面サイズは視聴距離に合った適切なものを選んでいますか?
  • 省エネモードや明るさ自動調整機能をオンにしていますか?
  • 見ていない時はこまめにテレビを消していますか?
  • 10年以上使用している旧モデルではありませんか?
  • 待機電力を減らすために主電源をオフにしていますか?

テレビの電気代を節約する方法

テレビの電気代は、設定変更と使い方の見直しで年間1,000〜3,000円の削減が可能です。

画面の明るさ・省エネモードを調整する

画面の明るさを「最大」から「標準」に下げるだけで、消費電力は約20〜30%減ります。32型液晶テレビの場合、年間約840円の節約です(資源エネルギー庁推計)。

明るさ自動調整(明るさセンサー)機能がある機種は、部屋の照明に合わせて自動で輝度を下げてくれます。メーカーの設定メニューから「省エネモード」をオンにしてください。

視聴時間を見直す

テレビの視聴時間を1日1時間減らすと、55型液晶テレビなら年間約1,460円の節約になります。「見ていないのにつけている時間」を意識するだけで効果があります。

オフタイマー機能を活用すれば、寝落ちによるつけっぱなしも防げます。就寝時にタイマーを設定する習慣をつけてください。

省エネ性能の高い最新モデルに買い替える

10年前のテレビから最新モデルへの買い替えで、消費電力は約25〜40%削減できます。55型液晶テレビの場合、年間約1,600〜2,600円の電気代削減が見込めます。

年間 約10,000円 2014年製55型液晶
年間 約6,570円 最新55型液晶

購入時は省エネラベルの「年間消費電力量」を比較してください。同じサイズ・解像度でもメーカーやモデルによって年間消費電力量が20%以上異なる場合があります。

電力会社・料金プランを見直す

テレビ単体の節約だけでなく、電力会社の見直しで電気代全体を下げる方法もあります。基本料金0円のプランや、時間帯別料金プランを活用すれば、テレビを多く使う時間帯の単価を抑えられる可能性があります。

テレビの電気代を下げる最も効果的な方法

最も効果が大きいのは「画面の明るさ調整+省エネモードのオン」です。設定変更だけで年間800〜2,000円の節約になり、画質への影響も最小限です。買い替えは費用対効果を計算してから判断してください。

テレビと他の家電の年間電気代を比較

テレビの電気代は、家庭内の主要家電と比較すると中程度の位置づけです。55型液晶テレビの年間約6,570円は、エアコンや冷蔵庫より安く、洗濯機ドライヤーより高い水準です。

家電代表的な消費電力使用時間/日年間電気代
エアコン(14畳用・冷房)580W8時間(夏季6ヶ月)約25,800円
冷蔵庫(400L)24時間約8,500円
テレビ(55型液晶)130W4.5時間約6,570円
テレビ(55型有機EL)250W4.5時間約12,812円
洗濯機(縦型・乾燥なし)400W0.7時間約3,200円
ドライヤー1,200W0.17時間約2,300円
照明(LED 4部屋)160W6時間約10,900円
65型有機ELテレビは冷蔵庫より高い

65型有機ELテレビの年間電気代は約17,899円で、400L冷蔵庫(約8,500円)の2倍以上です。大型有機ELテレビの購入を検討する際は、年間の電気代も判断材料に入れてください。

よくある質問

テレビの待機電力はどのくらいですか?

最新のテレビの待機電力は約0.3〜0.5Wです。年間の電気代に換算すると約82〜136円程度で、視聴中の電気代と比べると微小です。ただし古いモデルでは待機電力が1W以上の場合もあるため、使わない時は主電源を切ることで年間数百円の節約になります。

テレビを24時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?

55型液晶テレビ(130W)を24時間つけっぱなしにした場合、1日の電気代は約96.7円です。1ヶ月で約2,901円、年間で約35,296円になります。通常視聴(4.5時間/日)の約5.3倍の電気代がかかります。

テレビの電気代を最も手軽に下げる方法は?

画面の明るさを「標準」モードに変更することです。リモコンの設定メニューから変更でき、所要時間は1分程度です。これだけで消費電力が20〜30%減り、55型液晶テレビなら年間約1,300〜2,000円の節約になります。

液晶テレビと有機ELテレビ、電気代の差はどのくらいですか?

55型で比較すると、液晶テレビの月額約540円に対し有機ELテレビは月額約1,053円です。年間では約6,200円の差が生じます。有機ELテレビは画質に優れますが、電気代は液晶の約1.5〜2倍かかります。

テレビのサイズアップで電気代はどのくらい増えますか?

液晶テレビの場合、32型から55型へのサイズアップで電気代は約2倍(月額270円→540円)になります。55型から65型では約1.4倍(月額540円→729円)です。有機ELの65型を選ぶと、32型液晶の約5.5倍の電気代がかかります。

古いテレビを買い替えるとどのくらい節約できますか?

10年前の55型液晶テレビから最新モデルへの買い替えで、年間約1,600〜2,600円の電気代削減が見込めます。消費電力が約25〜40%低下しているためです。10年間で16,000〜26,000円の差になり、テレビの購入費用の一部を電気代の削減で回収できます。

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テレビの電気代を最適化する3ステップ

テレビの電気代を効率的に下げるために、以下の3ステップを実行してください。

テレビの電気代を最適化する3つのアクション
  1. 今すぐ省エネ設定をオンにする

    リモコンの設定メニューから「画面の明るさ」を「標準」に変更し、「明るさセンサー」「省エネモード」をオンにしてください。1分で完了し、年間800〜2,000円の節約効果があります。

  2. 視聴習慣を見直す

    「見ていないのにつけている時間」を1日1時間減らすだけで年間約1,460円の節約です。オフタイマー機能を活用し、就寝前のつけっぱなしを防止してください。

  3. 買い替え時は年間消費電力量を比較する

    次にテレビを購入する際は、省エネラベルの「年間消費電力量(kWh)」を必ず比較してください。同じサイズ・解像度でもモデルによって年間2,000円以上の差が出ます。

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カテゴリ:電気代・節電