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【2026年最新】パソコンの電気代は月いくら?ノート・デスクトップ・ゲーミングPC別シミュレーション

電気代・節電
【2026年最新】パソコンの電気代は月いくら?ノート・デスクトップ・ゲーミングPC別シミュレーション

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ノートPCの電気代は月150円程度——エアコン1日分にも届きません。ところがゲーミングPCを毎日4時間使うと、同じ「パソコンの電気代」でも月1,000〜2,200円を超えます。機種によって実に10倍以上の差が生じます。

全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhをもとに、ノートPC・デスクトップPC・ゲーミングPCそれぞれの電気代と、見落とされがちなモニター込みの総コストを試算します。節約術5選も併せてご確認ください。

パソコンの電気代を計算する方法

電気代は「消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電力料金単価(円/kWh)」で求められます。

例えば、消費電力25WのノートPCを1時間使った場合の電気代は次の通りです。

25 ÷ 1,000 × 1 × 31 = 0.78円

計算の前提条件

本記事の計算は全て31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・2022年7月改定)を使用しています。実際の電気代は契約プランや地域によって異なります。

【種類別】パソコンの月間電気代シミュレーション

ノートPC・デスクトップPC・ゲーミングPCを比較すると、消費電力の差がそのまま電気代の差に直結します。

デスクに置かれたノートパソコンとコーヒーカップ
種類 消費電力の目安 1時間の電気代 1日8時間 1ヶ月(30日) 年間
ノートPC 20〜30W 0.6〜0.9円 5.0〜7.4円 149〜223円 1,788〜2,678円
デスクトップPC(一般) 50〜150W 1.6〜4.7円 12.4〜37.2円 372〜1,116円 4,464〜13,392円
ゲーミングPC(ミドル) 280〜400W 8.7〜12.4円 69.4〜99.2円 2,083〜2,976円 24,996〜35,712円
ゲーミングPC(ハイエンド) 400〜600W 12.4〜18.6円 99.2〜148.8円 2,976〜4,464円 35,712〜53,568円

※1ヶ月30日・1日8時間使用の場合。31円/kWhで計算。

ノートパソコンの電気代

ノートPCの消費電力は20〜30Wが一般的で、月間電気代は149〜223円程度です。

1日8時間 × 30日で約150〜220円と、家電の中では最も省電力な部類に入ります。テレビ(32型で月約220円)と同水準です。在宅勤務で毎日使っても、月額200円台に収まります。

デスクトップパソコンの電気代

デスクトップPCの消費電力は50〜150Wで、月間電気代は372〜1,116円程度です。

内蔵グラフィックのビジネス向けモデルは50〜80W程度で月372〜593円、クリエイター向けの高性能モデルになると100〜150Wで月744〜1,116円まで上がります。モニターを外付けで使う場合は、後述のモニター電気代も加算が必要です。

ゲーミングPCの電気代

ゲーミングPCの消費電力はミドルクラスで280〜400W、ハイエンドモデルでは400〜600Wに達します。1日4時間使用の場合、月間電気代は1,040〜2,800円程度になります。

1日8時間フル稼働させると月2,000〜4,460円と、夏季のエアコン電気代(6〜8畳・月2,000〜4,000円)と同等以上のコストになります。

ポイント

ゲーミングPCの電気代はノートPCの10〜20倍です。「パソコンの電気代は安い」というのはノートPCの話であり、ゲーミングデスクトップには当てはまりません。使用頻度と電気代のバランスを確認することが節約の第一歩です。

モニター・周辺機器込みの総コスト

デスクトップPCやゲーミングPCはモニターを別途接続するため、総コストにはモニターの電気代も加算する必要があります。

ノートPCのようにモニター一体型の機種は別として、デスクトップ環境では見落としがちな費用です。

モニターサイズ 消費電力の目安 1日8時間・月間電気代 年間電気代
24型(フルHD) 15〜20W 112〜149円 1,340〜1,788円
27型(4K/QHD) 25〜35W 186〜260円 2,234〜3,120円
32型(4K) 35〜50W 260〜372円 3,120〜4,464円
34型ウルトラワイド 50〜80W 372〜595円 4,464〜7,141円

※1日8時間・月30日・31円/kWhで計算。

例えば、デスクトップPC(100W)+27型モニター(30W)を1日8時間使う場合の月間電気代は次の通りです。

(100 + 30)÷ 1,000 × 8 × 30 × 31 = 969.6円/月

外付けスピーカー(5〜10W)や外付けHDD(3〜6W)などの周辺機器も電気を消費します。デスク周り全体では+50W程度を見込んでおくと実態に近い計算になります。

用途別シミュレーション(在宅勤務・動画編集・ゲーム)

同じPCでも、使い方によって消費電力は大きく変わります。一般的なオフィス作業中は低負荷ですが、動画編集やゲーム中は高負荷になります。

デスクトップPCとゲーミングセットアップ
用途 機種・構成(目安) 消費電力 月間コスト目安 年間コスト目安
在宅勤務(月20日×8h) ノートPC 25W 25W 約124円 約1,488円
在宅勤務+外付けモニター(月20日×8h) ノートPC 25W+24型 17W 42W 約208円 約2,498円
在宅勤務・デスクトップ(月20日×8h) デスクトップ 100W+24型 17W 117W 約581円 約6,967円
動画編集(月20日×4h) クリエイター向け 200W+27型 30W 230W 約573円 約6,882円
ゲーム(月20日×4h) ゲーミングPC 350W+27型 30W 380W 約947円 約11,363円
ゲームヘビー(月30日×8h) ゲーミングPC 400W+27型 30W 430W 約3,200円 約38,409円

※31円/kWhで計算。消費電力は代表的な機種の実測値を参考にした目安値。

ノートPCの電気代メリット
  • 消費電力20〜30Wで月150〜220円と家電最小水準
  • バッテリー動作中はさらに消費電力が下がる
  • モニター不要で周辺機器コストも削減できる
デスクトップPCのデメリット
  • 消費電力50〜150Wでノートの2〜5倍の電気代
  • モニター・スピーカー等の周辺機器コストが加算される
  • 常時稼働させると年間5,000〜13,000円超になる場合がある

パソコンの電気代が高くなるタイミング

PCの消費電力はアイドル時と高負荷時で2〜10倍の差が生じます。

  • 動画エンコード・3Dレンダリング:CPUとGPUが100%稼働し、最大消費電力に近づきます
  • 大型ゲームのプレイ中:ゲーミングPCは通常時の1.5〜2倍の消費電力になります
  • 複数モニターの使用:モニター2台追加で月200〜600円の上乗せになります
  • つけっぱなし運用:ノートPC(25W)でも24時間365日で年間約6,789円かかります

スリープを活用すれば消費電力は1〜3W程度まで低下するため、つけっぱなしでも年間電気代は300〜900円に抑えられます。

パソコンの電気代を下げる節約術5選

設定を変えるだけで月100〜300円の節約が可能です。追加費用ゼロですぐに実践できる方法を5つ紹介します。

  • 省電力設定(省電力モード・バランスモード)を有効にする
  • 使用しないときはスリープを積極的に活用する
  • モニターの輝度を最大から70〜80%程度に下げる
  • 不要なバックグラウンドアプリを終了させる
  • ゲーミングPCはプレイしないときに電源を切る

省電力設定を有効にする

Windowsの電源プランを「バランス」または「省電力」に変更すると、アイドル時の消費電力を30〜50%削減できます。設定はスタートメニュー→「電源オプション」から変更します。

スリープを活用する

スリープ中の消費電力は1〜3Wで、シャットダウン状態とほぼ同等です。15〜30分操作しない場合に自動スリープが発動するよう設定しておくと、無意識に節電が進みます。

モニターの輝度を調整する

モニターは輝度100%時と70%時では消費電力が15〜20%異なります。24型で20W→17Wになるだけで年間約186円の節約になります。

ゲーミングPCの電源管理を徹底する

ゲーミングPCは使わない時間帯もCPU・GPU・冷却ファンが稼働しています。プレイしない時間が2時間以上続く場合は電源を切るのが最も効果的な節約策です。

ポイント

節電の優先順位はゲーミングPC>デスクトップPC>ノートPCの順です。ノートPCの節電効果は月数十円程度ですが、ゲーミングPCでは月数百円の差が出ます。コストパフォーマンスを考えると、ゲーミングPC利用者が最も大きな節電効果を得られます。

よくある質問

ノートPCの電気代は1ヶ月いくらですか?

1日8時間・月30日使用で149〜223円が目安です。消費電力20〜30W・31円/kWhで計算した値です。在宅勤務で使う場合(月20日×8時間)は約100〜150円になります。

デスクトップPCはノートPCの何倍の電気代がかかりますか?

一般的なデスクトップPC(50〜150W)はノートPC(20〜30W)の2.5〜5倍の電気代がかかります。モニター込みの総コストではさらに差が開きます。

ゲーミングPCは電気代が高いですか?

高いです。ミドルクラス(280〜400W)を1日4時間使うだけで月1,040〜1,860円かかります。1日8時間フル稼働では月2,000〜4,500円に達し、エアコンの夏季電気代と同等以上になります。

パソコンをつけっぱなしにすると年間いくらかかりますか?

ノートPC(25W)なら年間約6,789円(月567円相当)、デスクトップPC(100W)なら年間約27,156円(月2,263円相当)です。スリープを活用すれば消費電力が1〜3Wに落ち、大幅に節約できます。

モニターの電気代も含めるべきですか?

デスクトップPCを使う場合は含める必要があります。27型モニター(30W)を1日8時間使うと月約223円の電気代が発生します。ノートPCは画面一体型なので別途計算は不要です。

電気代の安いパソコンはどれですか?

電気代が最も安いのはノートPCです。次に省電力型の小型デスクトップPC(NUCや省スペースPC、20〜60W)が続きます。同じ作業をするならノートPCの方が電気代を大幅に抑えられます。

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電気代を最小化するための3つのアクション

パソコンの電気代を効果的に削減するための、今日から始められる3つのステップです。

パソコン電気代を下げる3ステップ
  1. 自分のPCの消費電力を確認する

    Windowsの「電源と電池の設定」やワットチェッカーで実際の消費電力を計測してください。カタログ値と実際の値が異なる場合があります。

  2. 省電力設定とスリープを有効にする

    電源プランを「バランス」以下に設定し、15〜20分で自動スリープが発動するよう設定します。追加費用ゼロで月数十〜数百円の節約になります。

  3. 電力プランを見直す

    在宅勤務や夜間のPC利用が多い家庭は、時間帯別料金プランが有利になる場合があります。電力会社を見直すことで年間数千〜数万円の差が出ることもあります。

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カテゴリ:電気代・節電