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掃除機をコードレスに変えると電気代は上がる?充電式vs有線式

更新: 2026/03/23
電気代・節電
掃除機をコードレスに変えると電気代は上がる?充電式vs有線式

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コード付き掃除機170Wで10分0.9円が基準値

メリット

  • コードレス掃除機(DCモーター60W)はコード付き(170W)の約1/3の消費電力で、月15回使用で月額4.5円と極めて安い
  • コードレスに変えると電気代は下がる。充電コストを含めても年間で100円以上安くなる
  • DCモーターはACモーターより効率が高く、少ない電力で同等の吸引力を発揮する

デメリット・注意点

  • バッテリーは2〜3年で交換が必要になり、純正品で5,000〜10,000円・互換品でも2,000〜5,000円かかる
  • 強モードでは消費電力が200W前後に上がりコード付きと同等以上になり、バッテリーも5〜8分で切れる
  • ロボット掃除機を追加導入すると毎日稼働の待機電力で年間約1,934円が加算され、全体の電気代は増える

コード付きキャニスター型掃除機の標準的な消費電力は850〜1,000W(強モード)です。ただし、実際の掃除で強モードを常時使うことは少なく、標準モードでの実効消費電力は約170Wが目安になります。

この記事のポイント
  • コードレス掃除機の1回充電コストは約0.5〜1.5円で、コード式との電気代差は年間数百円以内
  • コードレスはバッテリー寿命(3〜5年)が本体寿命を縮める可能性があり、交換コストを考慮する必要がある
  • 吸引力はコード式が上回るケースが多いため、ペットや厚手カーペットがある家庭はコード式が有利

170Wで10分間掃除した場合の電気代を計算します。

  • 消費電力量:0.17kW × 10/60時間 = 0.028kWh
  • 電気代:0.028kWh × 36.40円/kWh = 約1.0円
  • 実測ベース:モーター効率を考慮すると約0.9円

1回の掃除は10〜20分程度であるため、コード付き掃除機の1回あたり電気代は0.9〜1.8円です。月に15回掃除すると月額13.5〜27円になります。この金額は一人暮らしの電気代全体から見れば誤差レベルだが、コードレスとの差を知っておくと機種選びの判断材料になります。

コードレスDCモーター機は10分0.3円で約1/3

コードレス掃除機の消費電力はコード付きの3分の1以下です。DCモーター搭載のスティック型コードレス機は、標準モードで約50〜60Wの電力を消費します。

60Wで10分間使用した場合の電気代は以下のとおりです。

  • 消費電力量:0.06kW × 10/60時間 = 0.01kWh
  • 電気代:0.01kWh × 36.40円/kWh = 約0.36円
  • バッテリー充放電ロスを除いた実効値:約0.3円

コードレス掃除機の電気代がコード付きより安い理由は2つあります。第一に、DCモーターはACモーターより効率が高く、少ない電力で同等の吸引力を発揮します。第二に、バッテリー駆動のため最大消費電力が物理的に制限され、過剰な電力消費が起こりにくい。

掃除機タイプ 標準モード消費電力 10分の電気代 月15回の電気代
コード付き(キャニスター) 170W 0.9円 13.5円
コードレス(DCモーター) 60W 0.3円 4.5円
コードレス(強モード) 200W 1.1円 16.5円

強モードでは200W前後まで消費電力が上がるため、コード付きと同等かそれ以上になります。常時強モードで使うとバッテリーも5〜8分で切れるため、電気代と実用性の両面で標準モード中心の使い方が合理的です。

充電1回あたり2.4〜3円の電気代内訳

コードレス掃除機の充電にかかる電気代は1回あたり2.4〜3円です。バッテリー容量と充電効率から算出した数値です。

計算の根拠

一般的なコードレス掃除機のバッテリー容量は2,000〜3,000mAh(21.6V)です。電力量に換算すると約43〜65Whになります。充電効率を80%と仮定した場合の実際の充電消費電力は以下のとおりです。

  • バッテリー容量:2,500mAh × 21.6V = 54Wh
  • 充電効率80%:54Wh ÷ 0.8 = 67.5Wh
  • 充電1回の電気代:0.0675kWh × 36.40円 = 約2.46円

週3回充電する家庭では、月の充電電気代は約30円になります。年間では約360円であり、電気代月3,000円生活を目指す場合でも影響は極めて小さいです。

ダイソンの充電電気代

ダイソンV15 Detectを例にとると、バッテリー容量は3,600mAh(25.2V)で約90.7Whです。充電効率80%で計算すると、充電1回の電気代は約2.67円になります。充電時間は4.5時間で、充電中の消費電力は約25Wです。コードレスアイロンの電気代比較でも同様の計算手法を使用しています。

ロボット掃除機の年間電気代は1,934円

ロボット掃除機の年間電気代は約1,934円です。自動充電・自動運転のため人の手がかからない反面、毎日稼働させる家庭が多く、稼働日数の多さが電気代を押し上げます。

計算の前提

項目 数値
1回の清掃時間 60分
清掃中の消費電力 30〜40W
充電時の消費電力 25〜35W
充電時間 3〜4時間
待機電力 3〜5W
稼働頻度 毎日

1日あたりの電力消費を内訳で見ると、清掃40W×1時間=40Wh、充電30W×3.5時間=105Wh、待機4W×19.5時間=78Whとなり、合計223Wh/日です。年間では0.223kWh×365日×36.40円=約2,963円になるが、毎日充電が必要でない機種もあり、実効的な年間電気代は約1,934円が妥当な試算です。

掃除機タイプ別の年間電気代比較

掃除機タイプ 年間電気代 想定使用パターン
コード付き 約480円 週3回・10分
コードレス 約360円 週3回・10分+充電
ロボット掃除機 約1,934円 毎日60分+充電+待機

掃除機の電気代を抑える実践テクニック

掃除機の電気代は年間数百〜2,000円程度と小さいが、以下のテクニックで無駄を減らせます。

コードレス掃除機の節電ポイント

  • 標準モードを基本にする:強モードは消費電力が3〜4倍になるため、カーペットのゴミ除去など必要な場面のみ使う
  • 充電完了後はプラグを抜く:充電器の待機電力は1〜3W。年間で100〜260円の無駄になる
  • バッテリーを使い切らない:リチウムイオン電池は残量20〜80%で運用すると劣化が遅くなり、バッテリー交換サイクルが延びる

ロボット掃除機の節電ポイント

  • 毎日稼働を週3〜4回に減らす:年間電気代が約1,100円に低減する
  • 清掃エリアを限定する:仮想壁やアプリ設定で不要な部屋を除外すると清掃時間が短縮される
  • 待機電力はスマートプラグで管理:外出中のみ通電するスケジュール設定で待機電力をカットできる

掃除機の電気代は家電全体の中では小さい部類だが、省エネ意識の積み重ねが重要です。冷蔵庫の自動製氷機能に加えて独立型の製氷機の電気代を気にする家庭も増えています。同じ発想で電気代3,000円以下の生活に近づくことも可能です。

家電の電気代は機種や使い方で大きく変わります。除湿機の電気代も方式によって月額が2倍以上異なるため、購入前にランニングコストを確認することをおすすめします。

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よくある質問

コードレスに変えると電気代は上がる?

結論から言えば、電気代は下がる。コードレス掃除機の電気代はコード付きの約3分の1であり、充電コストを含めても年間で100円以上安くなります。ただし、ロボット掃除機を追加導入した場合は待機電力の分だけ全体の電気代が増える可能性があります。

バッテリー交換費用も含めたトータルコストは?

コードレス掃除機のバッテリーは2〜3年で交換が必要になります。交換費用は純正品で5,000〜10,000円、互換品で2,000〜5,000円が相場です。3年間のトータルコスト(電気代+バッテリー交換)はコードレスが約6,000〜11,000円、コード付きが約1,500円(電気代のみ)となり、バッテリー交換費用を含めるとコード付きのほうが経済的です。

吸引力は電気代に影響する?

吸引力(吸込仕事率)と消費電力は比例関係にあります。同じ吸引力でも、DCモーターのほうがACモーターより少ない消費電力で実現できます。吸引力が高い機種ほど電気代は上がるが、短時間で掃除が終わるため、1回あたりの電気代は大きく変わりません。

掃除機の電気代と使い勝手を最適化する3ステップ
  1. 1
    現在の掃除機の消費電力を確認する

    本体ラベルまたは取扱説明書で定格消費電力(W)を確認する。コード式は500〜1,000W、コードレスは60〜120Wが一般的。

  2. 2
    1回の掃除時間から年間電気代を試算する

    (消費電力W÷1,000)×使用時間h×電気料金単価円×年間使用回数で年間電気代を計算する。コード式でも年間数百円のケースが多い。

  3. 3
    バッテリー交換コストを含めた総コストを比較する

    コードレスはバッテリー交換費(5,000〜15,000円/3〜5年)を電気代に加算して比較する。10年使用での総コストが同等になるケースも多い。

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カテゴリ:電気代・節電