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マグナス式風力発電とは?回転円筒による新発電方式

更新: 2026/10/07執筆: Japan Energy Times 編集部
風力発電
マグナス式風力発電とは?回転円筒による新発電方式

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台風でも発電できる風車が日本で生まれた

メリット

  • 石垣島の10kW実証機は、2020年の台風4号で最大瞬間風速30.4m/sまで発電した記録がある(同社発表)
  • 円筒の回転数で風車の回転を制御する。10kW機の仕様は発電の上限(カットアウト)35m/s・耐風速70m/s
  • 回転数がプロペラ風車の10分の1程度と低く、騒音が出にくく鳥が視認しやすい(同社発表)
  • 世界23カ国で基本特許を取得済みで、台風常襲地域(離島・沿岸)のエネルギー自給率向上に貢献できる

デメリット・課題

  • シリンダー回転に電力を消費するため、発電量から自家消費電力を差し引いた正味出力が低下する
  • フィリピン・バタン島の実証機は2021年の台風14号で一部が破損し、2024年の台風18号(観測された最大風速79.3m/s)で破損して撤去された
  • マグナス式の稼働の実績は10kW機まで。開発中の100kW機は2029年の販売予定(2025年6月の同社発表)
  • 資金調達は2019年に約6億円、2022年に約12億円。量産・低コスト化・メンテナンス体制の整備は今後の課題

台風のような強風でも発電することを目指した風車があります。日本のベンチャー企業チャレナジーが開発した垂直軸型マグナス式風力発電機です。従来のプロペラ式風車は強風時にブレードの破損を防ぐため発電を停止します。マグナス式は回転する円筒で揚力を生み出し、円筒の回転数で風車の回転を制御します。石垣島の10kW実証機は、2020年の台風4号で最大瞬間風速30.4m/sまで発電しました。フィリピンの実証機は2024年9月の台風18号で破損し、撤去されています。23カ国で基本特許を取得済みです(いずれも同社発表)。

マグナス型風力発電のポイント
  • チャレナジーが開発。回転する円筒がマグナス効果で揚力を発生させる方式で、2018年から石垣島で10kW機を実証
  • 2022年の台風11号では、石垣島(最大瞬間風速28.7m/s)とフィリピン(同26.4m/s)の2基がともに発電した(同社発表)
  • フィリピンの実証機は2024年の台風18号で破損して撤去。現在は100kW機を開発中で、2029年の販売を予定している

マグナス効果とは何か

マグナス効果は、回転する物体が流体中を移動するときに進行方向と直角に力が発生する物理現象です。野球のカーブボールやサッカーのフリーキックで曲がるボールは、すべてマグナス効果によるものです。1852年にドイツの物理学者ハインリヒ・マグナスが定量的に研究したことから、この名がついました。

マグナス効果を風力発電に応用する原理

マグナス式風力発電機では、プロペラの代わりに縦に設置した円筒をモーターで回転させます。風が円筒に当たると、回転方向に応じてマグナス効果による揚力が発生します。この揚力で中心軸の周りを円筒が公転し、その回転運動を発電機で電気に変換します。円筒の回転速度を制御すれば、揚力の大きさと方向を自在に調整できます。

従来のプロペラ式風車との構造的な違い

プロペラ式風車は翼型断面のブレードが風を受けて回転します。ブレードの形状は航空機の翼と同じ原理で設計されており、ベルヌーイの定理に基づく圧力差で揚力を得る。風向きに対して正確な角度を維持する必要があるため、ヨー制御(風車全体の方向転換)とピッチ制御(ブレード角度の調整)が不可欠です。マグナス式は垂直軸のため風向きの変化の影響を受けず、円筒の回転数で揚力を制御します。

チャレナジーが世界で初めて実用化した

チャレナジー(Challenergy Inc.)は2014年に東京で設立されました。創業者の清水敦史氏は、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故をきっかけに、台風にも耐えうる風力発電機の開発を志しました。2016年に沖縄県南城市で1kW試験機の実証を始めました。同社は、世界で初めてマグナス風車の実用化に成功したと説明しています(同社発表、2022年9月)。

フィリピンでの実証試験

チャレナジーは2021年8月25日、フィリピン・バタネス州のバタン島で10kW機の初号機を本格稼働させました。環境省の事業の一環です。同社によると、フィリピンには2016〜2020年の平均で年16.8回、日本の約3倍の台風が通過します。初号機は2021年9月の台風14号で、接近の前夜から翌朝まで運転し、正味11kWを発電しました。回転数が設計上の上限に達して発電機が停止した後、現地の計測器は1秒平均で最大84.3m/s、10分平均で最大57.6m/sを記録しています。2本の円筒のうち片側と整流板の一部が破損し(同社は飛来物の衝突と推定)、タワーや支持アームに問題は出ませんでした。安全のため稼働を一時停止しています。2024年9月の台風18号では、仕様を超える風(観測された最大風速79.3m/s)で機械ブレーキが滑り、過回転で破損しました。実証機は撤去されています(いずれも同社発表)。

石垣島での運用と台風時の発電実績

チャレナジーは2018年8月、沖縄県石垣市のユーグレナグループの敷地で10kW試験機の実証を始めました。2018年10月の台風25号では最大瞬間風速24m/s、2020年8月の台風4号では30.4m/sまで発電し、発電できた最大瞬間風速の記録を更新しました。2022年9月の台風11号では、石垣島(風車の風速計で最大瞬間風速28.7m/s)とフィリピン・バタン島(同26.4m/s)の2基がともに発電しています(いずれも同社発表)。

資金調達・特許・事業パートナー

チャレナジーは「マグナス式推力発生装置」について23カ国で特許を取得しています(同社発表、2024年4月)。資金面では、2019年にリアルテックファンド、三井住友海上キャピタル、THK、第一生命保険、小橋工業、スカパーJSATから総額約6億円、2022年に前澤ファンドから総額約12億円を調達しました。THKは風車の軸受の製造、スカパーJSATは衛星通信を使った監視システムで連携しています。

マグナス式の構造は台風を想定している

マグナス式は、台風のような強風を想定した構造を持ちます。プロペラ式の風車はブレード(羽根)の空力設計が複雑で、設計風速を超えると破壊的な力がかかる。マグナス式は円筒の回転数で揚力を制御でき、風車の暴走を抑えやすい構造です。

耐風速70m/s・発電の上限35m/sの仕様

チャレナジーが公表している10kW機の仕様は、定格出力10kW(風速11m/s)、カットイン4m/s、カットアウト35m/s、耐風速70m/sです。発電するのは風速35m/sまでで、それを超える風では発電を止めて耐える設計です。2024年にフィリピンの実証機が破損したときは、仕様を超える風(観測された最大風速79.3m/s)が複数回吹いていました。

能動的揚力制御

マグナス式の最大の特徴は能動的な揚力制御にあります。円筒の回転速度を変えれば揚力の大きさを、回転方向を変えれば揚力の方向をリアルタイムに制御できます。強風時には円筒の回転を減速または停止して揚力を下げ、構造体への荷重を最小化します。

低重心設計

10kW機は高さ10m・直径6mです(同社の仕様)。高いタワーの上で羽根を回すプロペラ式と違い、地上に近い位置で円筒が回ります。2021年のフィリピン初号機は、大型クレーンが使いにくい離島で、重機を使わずに建設されました。

プロペラ式との効率差と正味の出力

風車が風から取り出せるエネルギーには、ベッツ限界(59.3%)という理論上の上限があります。チャレナジーは10kW機の効率(出力係数)を公表していません。公表されている仕様は、定格出力10kW(風速11m/s)、高さ10m・直径6mです。円筒をモーターで回す電力が要るぶん、正味の出力は発電量より小さくなります。

効率を下げる要因

要因は2つあります。第一に、円筒を回転させるためにモーターの電力を使う点です。第二に、風上側と風下側の円筒が同じ向きにマグナス力を出すと、風車を回す力が互いに打ち消し合う点です。チャレナジーの基本特許は、円筒の後ろに整流板を付けてこの打ち消しを抑える技術です(同社発表、2024年4月)。

効率改善の研究開発

チャレナジーは2024年8月から福島県南相馬市に大型化コンセプトモデル(高さ約13m・回転直径約5m)を置き、円筒翼を下側だけで支える「片持ち」方式の実証を進めています。狙いは軽量化・低コスト化・運搬のしやすさです。今後は片持ち構造の最適化と新型の円筒翼の開発を進めるとしています(同社発表、2025年6月)。

騒音とバードストライクのリスクが低い

マグナス式は回転がゆっくりで、風切り音が出にくい構造です。10kW機の騒音レベルは、風速8m/sのとき風車から25m離れた場所で52dBです(同社の仕様)。同社は家庭用クーラーの駆動音や換気扇の音と同じレベルと説明しています。回転数はプロペラ風車の10分の1程度です。

動物への騒音影響が小さい

風力発電の騒音は、近隣住民だけでなく家畜や野生動物への影響も議論されています。回転が遅く風切り音が出にくいマグナス式は、この点で導入しやすい方式です。

バードストライクの低減

プロペラ式風車では、高速で回るブレードを鳥が視認しにくく、衝突が起きます。環境省の手引きによると、海ワシ類だけで2003〜2021年度の19年間に73件のバードストライクが報告されています。マグナス式は回転が遅く、鳥が障害物として認識しやすい構造です。猛禽類医学研究所が環境省釧路自然環境事務所との協定にもとづいて行った試験(2023年10〜12月)では、8分の1の模型を飼育下のオジロワシ・オオワシのケージに置き、稼働中の27日間の観察でワシの危険行動や接触は確認されませんでした(チャレナジー発表、2024年3月)。屋外の実機での長期のデータはまだありません。

離島や災害地域での活用が期待されている

マグナス式風力発電の主要実証・導入事例
設置場所 設置年 出力 主な実証成果・特記事項 運用主体
フィリピン・バタネス州バタン島 2021年 10kW 2022年の台風11号で発電。2021年の台風14号で一部破損、2024年の台風18号で破損し撤去 チャレナジー
沖縄県石垣島 2018年 10kW 2020年の台風4号で最大瞬間風速30.4m/sまで発電。2022年の台風11号(同28.7m/s)でも発電 チャレナジー
福島県南相馬市 2024年(2025年5月に公開) コンセプトモデル 100kW機に向けた片持ち方式の実証機(高さ約13m)。100kW機は2029年の販売予定 チャレナジー
沖縄県南城市 2016年 1kW 最初の試験機。台風環境下での発電実験に成功 チャレナジー

※出典:チャレナジーの公式発表(2018年8月・2020年10月・2021年8月・2021年11月・2022年9月・2025年3月・2025年6月)をもとに編集部が整理。

マグナス式風力発電機の最大の市場は離島と災害多発地域です。日本には有人離島が416島あり(国土交通省、2024年)、その多くがディーゼル発電に依存しています。台風の多い離島向けに開発されたマグナス式は、離島のエネルギー自給率を高める手段の一つとして開発が続いています。日本の風力発電適地は北海道や東北が中心だが、離島は独自の風力ポテンシャルを持ち、マグナス式の導入メリットが大きい地域です。

離島のエネルギー課題

離島のディーゼル発電コストは1kWhあたり30〜50円で、本土の電力料金(約25〜30円/kWh)より大幅に高いです。燃料の海上輸送コストが上乗せされるためです。浮体式洋上風力は大規模な離島や深海域に向くが、人口数百〜数千人規模の小離島では、10kW級や開発中の100kW級の風車が候補になります。

災害時の非常用電源

台風や地震で送電網が寸断された場合、マグナス式風力発電機は非常用電源として機能します。チャレナジーは2020年1月に石垣市と災害時の相互応援に関する協定を結んだと発表しており、通信障害が起きたときは市の要請にもとづいて電力を供給します。蓄電池と組み合わせれば、風が弱い時間帯にも電気を使えます。

2025年:南相馬市で大型化コンセプトモデルを公開

チャレナジーは2025年5月30日、福島県南相馬市で大型化コンセプトモデルの見学会を開き、円筒翼と整流板を片持ち方式で支えるマグナス風車(高さ約13m、回転直径約5m)を初めて公開しました。2024年8月から設置して実証を進めてきたものです。同社は100kW機の開発を進めており、実寸大での実証を経て2029年の販売を予定しています(同社発表、2025年6月)。

マグナス式 vs プロペラ式 vs サボニウス式の比較
項目マグナス式プロペラ式(HAWT)サボニウス式
回転軸垂直軸(風向きに依存しない)水平軸(風向きに合わせる)垂直軸(風向きに依存しない)
耐風速70m/s(発電は35m/sまで。10kW機の仕様)機種による機種による
騒音52dB(風速8m/s・25m地点。10kW機の仕様)機種・距離による機種・距離による
バードストライク低い高い低い
主な用途離島・台風地域大規模発電微風・都市部

出典: チャレナジーの製品ページ(2026年10月確認)

大型化と量産で2030年代の普及を目指す

チャレナジーは現在の10kW級から100kW級への大型化を進めています。100kW機は実寸大での実証を経て、2029年の販売を予定しています(同社発表、2025年6月)。同社は大型化の理由に、風力発電機は大型化するほど発電コストが下がると見込めることと、中規模の独立電源の需要が高いことを挙げています。

大型化の技術課題

マグナス式の大型化における最大の課題は、円筒を回転させるモーターの出力とエネルギー消費のバランスです。円筒が大きくなるほど回転に必要な動力が増大し、発電量に対する消費電力の比率(寄生負荷)が問題になります。チャレナジーは軽量化・低コスト化・運搬のしやすさを狙い、円筒翼を下側だけで支える片持ち方式を100kW機に採用します。

量産によるコスト低減

マグナス式の価格や発電コストは公表されていません。同社は、10kW機を2020年度に量産化したとしています(2022年9月の発表)。小型のサボニウス式風車(Type D・Type A)は製品として販売しており、2025年4月から南相馬市で量産を始めると発表しています。マグナス式の100kW機は、開発・製造・販売のパートナーを募っている段階です(同社発表、2025年4月・6月)。

海外展開の計画

チャレナジーは、台風が襲来する国内外の島嶼や、エネルギーの課題が深刻な島嶼国・台風常襲地域での利用を想定しています。フィリピンでは2021年から環境省の事業として実証を行い、現地に合弁会社(Challenergy Philippines Inc.)を置いています。2025年9月には、フィリピンの島嶼部で再生可能エネルギーの独立電源を整備する事業が、東京都の「グローバルサウスのGX促進プロジェクト」に採択されました(同社発表)。

マグナス式とペットボトル風車に共通する設計思想

マグナス式風力発電はハイテクだが、その根底にある「既存の空力設計にとらわれない発想」はペットボトル風車のようなDIY風力発電とも共通します。プロペラの翼型断面に依存しない風力エネルギーの変換方法は、教育現場から最先端研究まで幅広い分野で探究されています。

非プロペラ型風車の系譜

風のエネルギーを回転運動に変換する方法はプロペラだけではありません。サボニウス型(抗力型垂直軸)、ダリウス型(揚力型垂直軸)、マグナス型はいずれもプロペラと異なる原理で動作します。サボニウス型は風速3m/sの微風でも回転を開始でき、マグナス型は能動的に揚力を制御できる点が独自の強みです。風力発電の技術は一つの最適解に収束するのではなく、用途と環境に応じた多様な選択肢が共存する方向に進化しています。

垂直軸風車など他の新型風車との比較

マグナス式以外にも、プロペラ式の弱点を克服する新型風車が開発されています。垂直軸風車(VAWT)、凧型風力発電(AWE)、渦励振型発電などです。それぞれの特徴をマグナス式と比較します。

垂直軸風車(VAWT)との比較

垂直軸風車は風向に関係なく発電でき、低騒音という点でマグナス式と共通します。マグナス式も垂直軸風車の一種で、羽根の代わりに回転する円筒を使います。台風耐性については、垂直軸風車も構造的に強風に強いが、マグナス式のような能動的な揚力制御はできません。

凧型風力発電(AWE)との比較

凧型風力発電は高度300〜600mの強い風を利用する技術で、タワーが不要なため建設コストが大幅に低いです。SkySails Power(ドイツ)などが開発を進めています。高高度の風は地上より強く、発電ポテンシャルは高いが、航空規制や悪天候時の運用に課題があります。

マグナス風力発電の最新動向を追うための情報源

マグナス式風力発電は技術開発の途上にあり、最新情報の追跡が投資判断や導入検討に不可欠です。信頼できる情報源を把握しておくことで、技術進歩と市場動向をタイムリーに把握できます。

チャレナジー社の公式情報

チャレナジーの公式サイト(challenergy.com)では、技術仕様・実証試験の結果・事業計画が公開されています。プレスリリースや技術ブログも定期的に更新されるため、最も直接的な一次情報源です。

NEDO・経済産業省の研究報告

NEDOは風力発電の新技術に関する研究プロジェクトを支援しています。風力発電の補助金や支援制度の情報も経済産業省・NEDOのサイトで確認できます。

学術論文と国際会議

マグナス式風力発電に関する学術論文はJournal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics、Renewable Energyなどの学術誌に掲載されています。日本風力エネルギー学会の論文集(第47巻第4号、2024年)にはチャレナジーの寄稿が載っています。

マグナス型風車の特徴を理解する3ステップ
  1. 1
    マグナス効果の原理を確認
    回転する円柱に気流が当たると揚力が発生(マグナス効果)。この揚力で風車全体を回して発電する
  2. 2
    従来型との比較で設置場所を選定
    想定されているのは、風向きや強さが安定せず台風が来る島嶼部。10kW機が発電できるのは風速4〜35m/sの範囲
  3. 3
    コストと普及段階を把握
    マグナス式の稼働の実績は10kW機まで。100kW機は2029年の販売予定で、価格は公表されていない

よくある質問

マグナス式風力発電機は個人で購入できるか

個人向けには販売されていません。マグナス式の導入実績として公表されているのは、石垣島とフィリピンの実証機だけです(2026年10月時点の同社サイト)。開発中の100kW機は2029年の販売予定です。自作の小型風力発電に関心がある場合は、プロペラ式や垂直軸式の小型キットが市販されています。

マグナス式の寿命はどのくらいか

マグナス式の設計寿命は公表されていません。石垣島の10kW実証機は2018年8月に稼働を始めました。プロペラ式の風力発電は、FIT・FIP制度の調達期間・交付期間が20年間で、20年程度の運転を前提にした事業が中心です。

マグナス式は洋上にも設置できるか

チャレナジーは洋上向けのマグナス式を発表していません。同社が想定しているのは、台風が来る島嶼部での利用です。洋上風力のコスト構造を考えても、まずは離島や沿岸部での陸上設置が先になります。

発電コストはプロペラ式と比べてどのくらい高いか

マグナス式の発電コストは公表されていません。同社は、風力発電機は大型化するほど発電コストが下がると見込んで100kW機を開発しています。

日本以外でマグナス式を開発している企業はあるか

チャレナジーは垂直軸型マグナス式を「世界初の風力発電技術」と説明しています(2026年10月時点の同社サイト)。フィンランドのNorsepower社はマグナス効果を船舶の推進補助に活用しています。

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この記事の執筆: Japan Energy Times 編集部
電気代・再生可能エネルギー・省エネの一次情報(公式統計・料金表・制度資料)を確認して記事を制作しています。
カテゴリ:風力発電

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